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【でる1000】TOEIC対策おすすめ文法参考書紹介

参考書

この記事はこんな方におすすめ

これからTOEIC対策をする上で、文法対策ってどうすればいい?
文法用の参考書ってそもそも必要?
でる1000って実際どうなん?
イチ
イチ

本記事ではTOEICの文法参考書「でる問題1000」について解説します。

この記事を読むとわかること

・でる1000がなぜ人気参考書なのか
・でる1000のレベル
・実際に使ってみた感想

本記事の著者のプロフィールは以下の通り

イチ
・英語とにかく苦手な過去
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

でる1000について基本事項を紹介

でる1000とは「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000」のことです。Tex加藤さんが出版している、TOEICテスト向けの文法問題集です。

イチ
イチ

本記事では「でる1000」と呼んでいます。

「でる1000」の著者、Tex加藤さんによると、特徴は以下の通り

私の過去9年・90回(2017年5月時点)の受験経験、実際の試験や公式教材等を通じたTOEIC研究、日々の授業の現場で得た解説のノウハウ、といったもののエッセンスを全てつぎ込みました。問題作成にあたっては、TOEICに精通しているRossTulloch氏の協力を得ました。

TOEICL&Rテスト文法問題でる1000 p002 著者より

具体的な詳細は以下の通り

特徴
問題数1049問
レベル高校基礎レベルの文法や単語に対する理解がある方
出版年2017
価格2530円

タイトルにもある通り、1冊に1000問以上の問題を取り扱っていることが大きな特徴

イチ
イチ

TOEIC専用の文法問題集になります。これ1冊でTOEICに必要な文法問題を網羅することができます。

TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ]

価格:2530円
(2024/6/17 09:08時点)
感想(96件)

そもそもTOEIC初心者に文法対策って必要?

結論、TOEIC初心者は文法対策に取り組むべきです!

理由は、文法分野が点をとりやすいため!

TOEICの問題構成

TOEIC L&Rの問題構成は次のようになります。リスニング100問(1〜100)、リーディング100問(101〜200)で構成されており、そのうち文法問題はリーディングセクションのパート5になります。

パートL & R問題番号問題数問題特徴
1リスニング1~66問写真描写問題
2リスニング7~3125問短文応答問題
3リスニング32~7039問会話問題
4リスニング71~10030問説明文問題
5リーディング101~13030問短文穴埋め問題(文法)
6リーディング131~14616問長文穴埋め問題
7リーディング147~20054問文章問題

初心者がやるべきこと

以上から、TOEIC対策初心者においては、

・英単語対策
・文法対策
・リスニング対策

を重点的に取り組みましょう。

でる1000のレベル感は?初心者でも使える?

でる1000は、基本的に中級者向けの参考書と感じています。初級者と中級者の違いですが、簡単に言うと以下の通り。

基本的な文法の理解があるかどうか
大学受験レベルの文法の知識があるかどうか

この条件を満たしている、少なくとも文法を勉強した方はでる1000を使っても良いと思います。

でる1000は文法特化の問題集です。そのため解説は豊富ですが、そもそもの英文法の知識がないと解説の意味理解することが難しいです。そのため英語学習初心者の方には向いていません。

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でる1000の良いところ

実際に使ってみて良かったところを紹介します。

イチ
イチ

画像は、僕が使っているでる1000です。カバーを外して使っています。

圧倒的問題数

問題数はなんと1049問

文法問題だけで1000問以上演習ができるのはこの問題集だけ!

さまざまな種類の問題を用意しているからこそ、これ1冊でTOEICのパート5を網羅することができます。

これ1冊完璧にすることでパート5の正答率を上げるだけでなく、英文を読むスピードを格段に上げることができます。

レベル別に対策ができる

問題数が多い反面、レベルに合わせてステップアップして対策をすることができます。

実際、4種類のレベルで対策を進めることができます。

問題の解き方:解き方の基本を知る
トレーニング:問題の特徴を知る
実践問題:実際の問題を解く
文法模試:実践形式で対策(30問×13セット)

とレベルで分けられているため、弱点対策から実践の演習まで用途に合わせて対策することができることも大きな特徴です。

分野別対策がしやすい

1049問を扱ってる出る1000では問題パターンに合わせて分類されていることが大きな特徴!

実際、問題集には

①品詞
②動詞
③前置詞or接続詞
④代名詞
⑤前置詞
⑥関係詞
⑦その他(ペア・語法・数・比較)

という7つで構成されており出題頻度が高い順に構成されています。

イチ
イチ

ちなみに、品詞パートだけで問題数が問あります。ここだけでかなりの量です。

丁寧な解説

でる1000では1問1問に対して解説文がついています。各問題に対して、問題文の和訳、解答解説がついています。

でる1000の特徴として、不正解の選択肢の解説をはじめなぜ間違えるのかまで解説しているのがポイント。

そのため、問題の解き方まで詳しく学ぶことができます。

模擬試験が13回分ついてくる

でる1000では13回分の模擬試験(30問)がついてきます。

これによって実際の試験を想定して時間を測りながら問題を解くことができます。

さらに、出題された問題のジャンルもわかるため自分の苦手分野を明確に把握することができます。

別冊でコンパクトな問題集も付録

なんと、付録で、1049問をランダムに並べ替えた冊子がついてきます。薄いため持ち運びがしやすく外出先での対策することも可能です。

イチ
イチ

取り外して使うことができます。

音声もついている

先ほどに付録に加え、音声をダウンロードすることができます。方法は、2つ。

・ブラウザからダウンロードする
・アプリにダウンロードする

アプリの場合、abceedとaudiobookからできます。

でる1000のデメリット

実際に使っていて感じた不便なところを紹介します。

1周に時間がかかる

問題量が1000問以上掲載されているため全ての問題を一通り解くには時間がかかります。

そのため短期間で全部を解くことができないため継続的に取り組む必要があります。

持ち運びには不向き

別冊の小冊子単体を利用するのは良いですが、でる1000本体を持ち運ぶには少し荷物です。

問題量も多く、単語帳のように持ち運んで気軽に勉強するには不向きと感じています。

隙間時間の活用に向いていない

「付録の小冊子があるのでは?」

先ほど、付録で小冊子がつくと説明しましたが、問題数がランダムで解説がありません。そのためただ問題を解くことができるものの解いただけで終わってしまいます。

加えて、でる1000本体は分厚く量があるため持ち運びに不向きです。

解説を読んで理解して学習を進めたい方には隙間時間の対策は不向きに感じました。

5. 実際に使ってみた感想

文法対策はこれ1冊で十分!

僕はもともと大学受験で文法の基礎を一通り理解したため、TOEICの文法対策の参考書として買いました。

使ってみて、確実にパート5の正答率が上がりました。(6割→8割程度)

加えて、パート5の30問を解くスピードも大きく改善しました。最初は30問10分で解くことも難しかったですが、今では8分台で解くことができています。

文法の問題量が多く、実際に1年以上使っていますが全ての問題を網羅するにはまだまだ時間がかかります。

一方で間違える問題数は少しずつ減ってきており、間違えた問題だけに絞って対策を進めていくとやがては全ての問題を正解する日が来ると感じています。

6. まとめ

本記事ではTex加藤さん著のでる1000のレビューをしました。

まとめると以下の通り!

  • パート5はこれ1冊で十分
  • おすすめの対象:基本的な文法の理解がある方
  • 1049問収録
  • わかりやすい解答解説付き
  • ¥2530円

でる1000を通じてパート5の正答率を上げていきましょう!

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