この記事はこんな方におすすめ!
これからTOEIC対策を頑張りたい
公式問題集を買おうか迷っている
公式問題集ってどんなもん?
本記事ではTOEICテストの参考書である「公式問題集」をレビューしていきます。
イチ
・英語とにかく苦手だった
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
公式問題集とは?
公式問題集とは、テスト開発機関ETSが実際のテストと同じプロセスで作成した問題を収録した参考書のことです。シリーズとして定期的に出版されており2024年6月現在で10冊出版されています。
TOEICテストは試験終了後に問題用紙を回収されるため実際に出題された問題をもとに対策や復習することができません。
そのため、公式問題集を活用することで本番の難易度の試験をもとに対策を進めることができます。
構成 | 実際の模擬試験2回分付録 |
難易度 | 実際の試験と同レベル |
出版年 | 最新版(公式問題集10)は |
価格 | ¥3000 |
公式TOEIC Listening & Reading問題集 10/ETS【3000円以上送料無料】 価格:3300円 |
【参考】TOEICの問題構成
TOEIC L&Rの問題構成は次のようになります。リスニング100問(1〜100)、リーディング100問(101〜200)で構成されています。
パート | L & R | 問題番号 | 問題数 | 問題特徴 |
1 | リスニング | 1~6 | 6問 | 写真描写問題 |
2 | リスニング | 7~31 | 25問 | 短文応答問題 |
3 | リスニング | 32~70 | 39問 | 会話問題 |
4 | リスニング | 71~100 | 30問 | 説明文問題 |
5 | リーディング | 101~130 | 30問 | 短文穴埋め問題(文法) |
6 | リーディング | 131~146 | 16問 | 長文穴埋め問題 |
7 | リーディング | 147~200 | 54問 | 文章問題 |
試験時間としては全体で2時間(リスニング45分、リーディング75分)です。公式問題集を通じて時間配分など試験全体を把握することができるため、初心者でもおすすめな1冊です。
TOEIC初心者に公式問題集は必要?
結論、必要です。
初心者でも模試を解くメリットは以下の通り
・全体像がわかる
・自分の苦手に気づける
僕は、過去にパート別の参考書だけを対策して失敗したことがありました。
TOEICは試験時間が2時間あり、全体演習をすること自体、苦しく感じると思います。
しかし、勇気を出して1回2時間使って解くことをお勧めします。
全体像がわかる
公式問題集のテスト1回分を解くことで全体像を把握することができます。
2時間試験を受ける大変さ、終盤の集中力や体力の重要性に気づくことができます。
実際に解くからわかるんです。
自分の苦手に気づける
これがとても重要です!模試1回分を解くことで2種類の苦手に気づくことができます。
・苦手なパート、問題の特徴がわかる
・自分の集中力、時間配分が適切かがわかる。
模試を通じてパート別の正答率を知ることができます。どこでどう間違えたかがわかります。それに加えて自分の集中力や時間配分が適切かどうかに気づくことができます。
正答率もそうですが、2時間問題を解き続ける大変さを知ることができます。
そもそも、初心者がやるべきこと
以上から、TOEIC対策初心者においては、
・英単語対策
・文法対策
・リスニング対策
をまず行うべきです。公式問題集を通じて、文法対策とリスニング対策をしていきましょう!
単語対策は、TOEIC用の単語帳を用紙して勉強していこう!
公式問題集の良いところ
ここでは、公式問題集の良いところについて紹介していきます。
結論、これ1冊を完璧にすることでTOEIC対策は十分です。
公式問題集の良いところをまとめると以下の通り。
・公式が作成した実践模試を解くことができる
・CD&音声ダウンロードができる
・特典としてリーディングセクションの音声が付いてくる
・練習用のサンプル問題がついている
・全問題解答解説付き
・シリーズで出版されている
・素点別換算点がついている
順番に解説していきます!
公式が作成した実践模試を解くことができる
公式問題集の一番の特徴が、実際のテスト制作しているETSによる参考書である点です。
そのため実際の難易度で2時間の試験を2回解くことができます。
TOEIC試験は問題用紙が試験後に回収されるため受けた問題の復習をすることができません。そのため公式問題集を用いることで対策をすることができます。
CD&音声ダウンロードができる
公式問題集では、リスニングの問題を解くための音声が収録されたCDがついてきます。
本番同様の音声で試験を解くことができます。加えてアプリなどを用いることでスマホで音声をダウンロードすることができます。
そのためスマホでリスニングの勉強をすることができます。
特典としてリーディングセクションの音声も付いてくる
先ほどのCDには、リーディングセクションの音声もついてきます。
音声を活用することでリーディング対策の幅を広げることができます。
初心者でも安心!サンプル問題がついている
公式問題集には、サンプル問題がついています。
TOEICの勉強を始めたばかりの方でも、サンプル問題を活用することで実際の模試を解く前に練習で解くことができます。ざっくり問題の傾向に慣れることができます。
TOEIC対策を始める初心者の方でも公式問題集を用意して対策を進めることができます。
全問題解答解説付き
公式問題集の別冊解答解説には全問題の解答と解説がついています。
1つ1つの問題の解説を読むことで問題の解き方や、なぜ間違えたのかを知ることができます。
さらに各問題に登場する重要語句や表現は意味と一緒にまとめられています。
シリーズで出版されている
公式問題集は現在、10冊のシリーズで展開されています。
最新号は公式問題集10ですが、1〜9にも同様に2問ずつ掲載されています。
1冊完璧に仕上げたら過去の参考書を活用して対策をするのもおすすめです。
素点別換算点がついている
解いた問題の正答数別に実際のTOEICテストの換算点が収録されています。
自分の正答数に応じて現状の自分のスコアレベルを大まかに知ることができます。
反対に、目標点のレベルに必要な正答数も把握することができるため目標設定することもできます。
公式問題集の悪いところ
反対に、公式問題集の悪いところを紹介します。
・1冊につき2回分しか掲載されていない
・持ち運びに不向き
・問題演習ではない
それぞれ順番に解説していきます。
1冊につきテストが2回分しか掲載されていない
公式問題集には2回分の模擬試験が収録されています。
そのため、2時間の試験2回とけば収録されている問題を網羅することになります。
たくさん演習をしたい方には不向きです。
持ち運びに不向き
公式問題集は本番のテストと全く同じレイアウトです。
サイズはA4サイズに近く持ち運んで勉強するには大きいため不向きです。
問題演習ではない
たくさん問題を解きたい方には不向きです。
公式問題集はあくまで、実際の問題を解くことができる点が特徴です。
問題数も400問+サンプル問題しかなくたくさん問題を解きたい方は何冊も用意するか、他の参考書を利用するべきでしょう。
実際に使ってみた感想
ここからは、実際に使ってみての感想を紹介します!
結論、、、解説がわかりやすくて使いやすいです!
というのも、僕個人としてTOEICテスト対策で大事にしているのは復習です。
公式問題集は、実際の問題レベルを想定して作られているだけでなく製作者による解説で学ぶことができます。
テストは2回分しかありませんが、1回のテストを完璧に復習するには時間がかかります。
そのため2回分でも十分な量です。加えて、リーディングの音声も得点としてついており勉強の幅を広げることができます。
また、値段も3000円と飲み会1回分で抑えられる点でもコスパ良しです◎
まずは1冊用意して模試2回分を通じて徹底的に解いて復習して英語力を磨きましょう!
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まとめ
本記事ではTOEICの公式問題集のレビューを行いました。
結論、TOEIC対策をする方は1冊は用意しておきましょう!
この参考書はこんな人におすすめです!
・TOEIC対策初心者
・TOEICの実際のレベル、問題を把握したい
公式問題集を使うメリットは以下の通り
・公式が作成した実践模試を解くことができる
・CD&音声ダウンロードができる
・得点としてリーディングセクションの音声が付いてくる
・練習用のサンプル問題がついている
・全問題解答解説付き
・シリーズで出版されている
・素点別換算点がついている
メリットだらけなので是非購入を検討してみてください!
TOEIC対策初心者でも是非使ってみることをおすすめします!
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