記事内に広告が含まれています。

TOEIC×ChatGPTで理系学生向けの学習方法について解説

勉強法

この記事はこんな方におすすめ

ChatGPTってTOEIC対策に使える?
ChatGPTで勉強の効率化は可能?
どうやって対策をすればいい?
イチ
イチ

本記事では、TOEIC×ChatGPTの勉強法は可能なのかについて解説します。

イチ
・英語とにかく苦手な過去
・現役理系大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

ChatGPTの特徴/基本性能(2024/9現在)

2022年11月に突如として現れたchatgpt。これによってよりAIが身近な存在になりました。その特徴について改めて紹介します。

ChatGPTの基本的な特徴

・自然言語処理能力
・多様なタスクへの対応
・知識ベース
・マルチモーダル機能

自然言語処理能力

ChatGPTは優れた自然言語処理能力を持っています。ユーザーからの入力を理解し、人間のような自然な対話形式で応答することができます。これにより、まるで人間と会話しているかのような体験を提供します。

多様なタスクへの対応

ChatGPTはさまざまことができます。例えば以下の通り。

ChatGPTの能力

・質問への回答
・文章の翻訳/要約/構成
・プログラミングコードの生成や説明

0から何かを生成する能力やデータを分析、処理することが得意です。

特に、気軽な質問応答や、与えた文章に対する要約、構成、整理などで高い能力を発揮します。

知識ベース

ChatGPTは膨大な量のテキストデータで学習しており、幅広い分野の知識を持っています。これにより、多岐にわたるトピックについて情報を提供したり、解説することができます。

ネットなどの情報を自分でサイトに飛んで調べずにchatgptで簡単に概要を知ることができます。

イチ
イチ

わからないことや知りたいことを簡単に知るときに便利です。

マルチモーダル機能

最新も機能では、テキストだけでなく画像も理解・分析できるマルチモーダル機能が追加されました。これによって画像を含む複雑な処理にも対応することができています。

現在は、テキストと画像データのみですが今後動画や音声データに対する処理能力をつく可能性があります。

よりさまざまなデータをマルチに処理することができるようになります。

ChatGPTの特徴と強み

ここでは、Chatgptの概要と、機能、できることについて紹介します。

ChatGPTは、OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種。 GPTの原語のGenerative Pre-trained Transformerとは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である。

登場して2年近くですが、目まぐるしい進化をしています。このChatGPTの最新の特徴について紹介します。

・アイディアや意見出しが得意
・データの変換が得意
・その場でわかることに関する質問応答
・データの抽出が得意

アイディアや意見出しが得意

ChatGPTは、様々なテーマに対してクリエイティブなアイディアや意見を提供することが得意です。たとえば、コンテンツ作成やビジネスプランニング、プレゼンテーションのテーマなど、幅広い分野で役立つアイディアを即座に提案できます。多様な視点からアイディアを出すことで、利用者の考えを広げ、プロジェクトや課題に新しいアプローチを見つけるサポートをします。

データ変換が得意

ChatGPTは、データのフォーマット変換やリストの整理、数値データの編集など、データを整形する作業を効率的に行うことが得意です。CSVファイルの作成や表データの再構成など、異なる形式のデータを目的に合わせて変換し、ユーザーがスムーズに情報を活用できるようにサポートします。

その場でわかることに関する質問

即座に答えが求められる質問に対して、ChatGPTは的確な情報を提供します。例えば、知識に基づいた質問や、一般的なトピックに関する簡単な解説、技術的なアドバイスなど、その場で理解できる内容を素早く回答できるため、学習や仕事での即応性を高めます。

データの抽出が得意

ChatGPTは、大量のテキストや情報の中から特定の情報を抽出する作業に優れています。ユーザーが必要とする特定のデータやキーワードを、迅速かつ正確に抽出することで、調査や分析の効率を向上させます。データマイニングやフィルタリングが求められるシーンで特に力を発揮します。

ChatGPTの弱点

次に、ChatGPTの弱点について3点紹介します。

・正確な事実や最新情報に対する回答
・感情などの理解
・複雑な推論や判断

正確な事実や最新情報に対する回答

最新の天気や、現在の交通情報などリアルタイムの情報に対する回答は苦手です。

基本的に既存のデータや事実を元に、回答を生成するためリアルタイムの情報を知ることはできません。

感情などの理解

ChatGPTは人間の感情の理解はできません。例えば、文章中のこの時の筆者の意図がなんなのか、相手に惹かれる返信の作成などです。

文章のパターンを学習させて、似たような文章を作成することはできるものの意図や狙いなどの理解はできません。

複雑な推論や判断

AIのこれからの進化の予測や、政治や経済など複雑な情報を必要とする予測は難しいです。

既存の事実から、こうなるだろうという予測を立てることはできますが複雑な要素が絡み合うような問題の予測や判断をすることは難しいです。

TOEIC対策にChatGPTを取り入れるならこうするべき!

chatgptの登場によって、これらを活用することで成績アップを狙う方法について検討していきます。

・解説でわからない部分の文章の解説
・わからなかった単語を調べる
・問題作成
・解けなかった問題の分析
・勉強スケジュールの作成

わからない部分の文章の解説

ChatGPTは質問応答が得意です。

TOEICの問題を解いててわからなかった問題の解説をすることができます。最近の機能では、写真の読み込みをできるようになりました。わからなかった文章や問題の解説を写真で撮りそのままわからない部分を聞くことができます。

使い方

1)わからない問題の写真をとる、文面を入力
2)chatgptに「この文(写真)を解説して」と聞く

わからなかった単語を調べる

わからなかった単語の発音や使い方、似た単語の使い分けについて聞くことができます。

文章中で使われている使い方以外をChatGPTを通じて知ることができます。また、単語の使い方や他の意味もまとめてくれます。

使い方

1)わからない問題の写真をとる、文面を入力
2)chatgptに「この単語を例文付きで解説して」と聞く

問題作成

TOEICの問題を作成してもらいましょう。

おすすめはパート5です。先ほど、自分の苦手な問題の特徴をまとめてもらうことを紹介しました。この機能を応用して、同じように間違いやすそうな問題を作成してもらいましょう。

使い方

1)自分が苦手とする問題の特徴や間違えた問題をまとめる。
2)chatgptに「これらから似た問題を作成して」と聞く

解けなかった問題の分析

解けなかった問題を写真で撮り、chatgptに送ることで自分が苦手とする問題の特徴を分析してくれます。

また、間違えたパート5の問題文を入力すると問題の傾向から、自分が間違いやすい問題の傾向を教えてくれます。弱点分析や対策の優先度立てをするのに効果的です。

使い方

1)わからない問題の写真をとる、文面を入力
2)chatgptに「これらの問題の特徴を教えて」と聞く

勉強計画、スケジュールを立てる

カスタマイズされた、一人一人に合わせた勉強スケジュールを立てることが得意です。

自分の現状や特徴を明確に伝えた上で、それにあった勉強スケジュールを提案してくれます。また、空いている時間に合わせておすすめの勉強法を知ることができます。

ただし、必ずしも効果的な勉強法とは限りませんので注意が必要です。

使い方

1)いつまでに何点から何点を何日間で取りたいかを決める。
2)それに基づいて勉強のスケジュールや必要な対策について聞く。

理系の学生でもTOEICに取り組むべき理由

理系の学生が、TOEICに取り組むべき理由を解説します。大学では実験や研究をはじめ、授業、就活、アルバイトとやることに追われがちに過ごします。TOEICの時間確保に苦しみやすいですが、それでもTOEIC対策をするメリットを紹介します。

理系大学生がTOEICをやるべき理由
  • 差別化につながる。
  • 継続的に取り組める。
  • 勉強法を理解すれば取りやすい。
  • 就職・転職に有利
  • 選択肢が広がる
  • 昇給・海外赴任のチャンスにつながる

差別化につながる

先ほどの平均点でご覧の通り、理系の学生は英語に苦手意識を持つ人が多いです。一方で大学でも英語の授業は1年時から実施する大学が多く英語は大学でも取り組む必要があります。

早いうちからTOEICを通じて英語学習に取り組むことで、同じ大学内で差別化につながるだけでなく成績アップにつながるためTOEIC対策を通じて英語力を伸ばすことをおすすめします。

継続的に取り組める

TOEIC試験は、5〜990点で評価します。他の資格とは異なり合否ではないところが特徴です。

そのため、現状のレベルに合わせて目標スコアを設定して勉強に取り組むことができるだけでなくスコアから自分の英語力を客観的に評価することができます。隙間時間や長期休暇を活用して勉強に取り組むことで、高得点を狙うことも可能です。

イチ
イチ

僕も、夏休みや春休みの期間を活用して詰め込んでました。

勉強法を理解すれば取りやすい。

TOEICは、基本的にリスニングとリーディングの200問からなります。

各パートで出題の傾向や問題に特徴があります。各パートごとの特徴を理解することでスコアアップに繋げることができます。また、英語力だけでなく情報整理力なども求められるため、TOEICの特徴を理解するだけでもスコアアップに繋げることができます。

就職・転職に有利

TOEICである程度高いスコアを持っていると、就職活動や転職活動で有利に働きます

企業によっては、スコアによって足切りをしているところもあり、エントリーシートや、面接でのアピールポイントに繋げることができます。

また、英語力を求められるポジションでの採用や配属を希望することもできます。

特に外資系の企業やグローバルに拠点を持つような大企業を目指すのであれば、TOEICで自慢できるようなスコアは必須です。

実際にTOEICを社内で導入している企業を軽く紹介します。

会社名業界業界の平均
大成建設株式会社建設601
株式会社三井住友銀行金融541
京セラ株式会社電機・半導体465
川崎重工業株式会社機械467
経済産業省政府機関518
KDDI株式会社通信・サービス539
アクセンチュア株式会社ITサービス539

選択肢が広がる

高いスコアを持っておくことで、選択肢が広がります。

大学生なら、大学院進学の評価やより難易度の高い企業への応募にチャレンジできます。

さらに国内の情報だけでなく海外の情報に触れることができるだけでなく、国際交流や留学など海外に挑戦するきっかけになります。

昇給・海外赴任のチャンスにつながる

自慢できるレベルのTOEICスコアであれば、会社によっては昇給するチャンスになります。

TOEICは、一般的なビジネス英語力を評価する指標なため高いスコアを持っておくだけで海外赴任や駐在の機会を得るだけでなく海外の人とのコミュニケーション機会をいただくこ

使用する上での注意点

最後に注意点を紹介します。

使用する上で注意点

・ChatGPTの情報の不正確さ
・問題集や参考書などを用意する

ChatGPTの情報の不正確さ

ChatGPTの情報は必ずしも正確とはいえません。

あくまで言語学習モデルでデータに基づいて確率的に出力されています。正確にちかい情報が出力されますが、その情報が必ずしも正しいとは限りません。

問題集や参考書などを用意する

ChatGPTはあくまで補助ツールです。TOEIC対策をするならTOEIC用の参考書を用意するようにしましょう。

参考書でわからない問題や解説、表現があった際に聞くようにしましょう。

イチ
イチ

ChatGPTはあくまでなんでも聞ける辞書!対策は参考書を使おう!

まとめ:ChatGPTを活用しよう!

本記事では、ChatGPTを活用したTOEIC学習方法について紹介しました。全てが正確な情報ではないため注意は必要ですが、正しい使い方を理解した上で学習すると効果的です。

進化がとまらない生成AIを活用して英語力を上げていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました