TOEIC試験中にトイレ行きたくなったら？一時、途中退出は可能？

この記事はこんな人におすすめ！

・TOEIC試験中は途中退出ってできる？
・万が一トイレに行きたくなったらどうすればいい？

元TOEIC420点の筆者が解説します！

TOEIC試験の途中退出は可能？公式の見解

結論、TOEICテスト試験中の途中退出は、原則できません。

公式サイトでは、以下のように書かれていました。

質問：【TOEIC L&R】途中退室はできますか？

回答：
他の受験者のご迷惑となりますので、試験中の退室はできません。体調不良などで、やむを得ず退室される場合は、静かに手を挙げて試験官にお知らせください。 なお、席を離れたことによる試験時間の延長は認められません。

原則、途中退出はできないとこのことでした。

いつまで途中退出できる？

TOEIC試験で試験会場から退出できるのは以下の時間までです。退出することができるのは、受付対応中の時間までです。

午前試験のスケジュール

公式サイトによるとTOEICの午前試験のスケジュールは以下のとおりです。試験会場ができるのは最初と最後だけでした。

9:55までに受付にお越しいただけない場合は受験できません。また、9:55以降は休憩がありません。

2時間40分ほど途中退出ができなくなります。

午後試験のスケジュール

公式サイトによるとTOEICの午後試験のスケジュールは以下のとおりです。試験会場ができるのは最初と最後だけでした。

14:35までに受付にお越しいただけない場合は受験できません。また、14:35以降は休憩がありません。

2時間40分ほど途中退出ができなくなります。

筆者の体験談：「トイレの一時退出は可能」

僕は、過去に試験中にトイレに行きたくなる時がありました。その時は、途中トイレ退出することができました。

手を挙げて試験官にトイレに行きたい有無を伝えれば、途中退出が可能です。
また、トイレ後も受験会場に戻って引き続き試験を受けることができました。

しかし、制限時間に変更はないため途中退出した分問題を解く時間を失います。

トイレ退出しないために気をつけること

ここからは、実際に筆者の経験から途中退出しないために気をつけるべきことを紹介します。試験中にベストコンディションで臨むために事前に対策することができることについて紹介します。

お茶、コーヒーを飲みすぎない

眠気覚ましとしてコーヒーなどのカフェインを摂取したくなります。しかし、お茶やコーヒーの飲み過ぎには気をつけましょう。これらに含まれているカフェインが利尿作用をもたらします。利尿作用は摂取してから30〜1時間後には効果が出始めます。人によって持続時間も異なり数時間ほど続くようです。

特に試験を受けるまでは、こうした飲み物の摂取を控えるようにしましょう。

試験前にトイレを済ませておく

試験前に、1度必ずトイレを済ませておきましょう。

TOEIC試験は、事前説明も含めると約2時間40分ほど休憩する機会がありません。試験前は大丈夫だと思っても試験が始まる前の説明段階で尿意を感じる恐れがあります。

念の為に、試験前に1度済ませておくようにしましょう。

適度にリラックスする

適度にリラックスするようにしましょう。実は、ストレスや緊張、不安を感じるとトイレに行きたくなります。ストレスや緊張により交感神経が活性化され、膀胱の筋肉が収縮しやすくなります。これにより、尿意を感じやすくなります。また、少量の尿に対しても尿意を強く感じるようになります。

試験前は出来る限りリラックスして過ごすように心がけましょう。リラックスして臨むためのコツはいかにまとめました。

試験前日は早く寝る

試験前日は早く寝るようにしましょう。睡眠時間を適切に取ることが重要です。

コーヒーなどのカフェインを摂取する要因に眠気です。眠気は睡眠不足や疲労から生じます。そのため前日は早く寝て適切な睡眠時間を確保するようにしましょう。試験当日だけでなく前日から本番を意識して過ごすようにしましょう。

以下に、理想的な睡眠のコツをまとめました。参考にしてみてください。

塩分を摂りすぎない

試験本番はできるだけ塩分の摂取を控えましょう。塩分の摂取によって水分を求めやすくなります。その結果、必要以上に水分摂取することがあります。また、塩分を摂取することで頻尿になりやすくなります。

試験当日は、塩分をできるだけ控えた食事をしましょう。

寒暖差に気をつける

寒暖差の変化によっても利尿作用が働きます。

特に夏や冬は外の気温と、部屋の中の気温で大きく差があるためこの温度変化によって体内の水分バランスが変化してトイレに行きたくなるように感じます。

まとめ：途中退出しないように準備しよう

本記事では、TOEIC試験中の途中退出ができるのかについて解説しました。

• 基本的に退出することはできない。
• トイレの途中退出は可能。（試験の延長はできません。）

基本的に途中退出はできませんが、体調不良やトイレなどで一時退出することは可能です。その際は、試験官に手を挙げて申し出るようにしましょう。

また、試験前の過ごし方に気をつけることで本番中のトラブルを防ぐことができます。試験前に気をつけるべきことは以下のとおりです。

トイレなど体調を崩さないようにして試験に臨みましょう。