この記事はこんな人におすすめ!
・TOEICのリスニングで200点のレベルが知りたい
・リスニングのスコアを伸ばしたい
・いったんL&Rで600点を取得したい!
この記事では、TOEICリスニングで200点の現状のレベルについて解説します!また、300点突破するために必要な勉強について紹介します。
イチ
・英語とにかく苦手な過去
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
TOEICリスニング200点のレベル
結論、TOEICのリスニング200点はやや低いです。
TOEICのリスニングが200点はどのくらいなのか解説していきます。
スコアの内訳と分布
TOEICリスニングで200点はどのくらいのスコアレベルなのでしょうか。
結論、全体の約上位89%(上位9割)になります。
最近のスコア結果を元に考えていきます。下の画像は、2024/03/17地点のリスニングのスコア分布です。
リスニングが300点台方がおおくいるため、200点は平均と比較すると下の方です。
リスニングスコアの平均スコア
TOEICスコアのリスニングは5〜495点まで5点刻みで表示されます。
直近の試験結果では、リスニングの平均点は大体330点台でした。
試験回 | 平均点(リスニング) |
349回 | 332点 |
348回 | 333点 |
347回 | 339点 |
346回 | 338点 |
そのため、200点は平均より下回ります。
僕も、初めてのTOEICは200点付近でした。
リスニング200点のリアルな実力
TOEICのリスニングの方で250点取得できる方の現状の実力を紹介します。
TOEICを運営している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会では、リスニングのスコアレベルの説明が下のようにされてます。
要約すると以下の通りです。
・短い写真描写では写真の主旨を理解できる。
・長い聴解文では情報が繰り返されたり簡単な語彙が使われると理解できる。
・短い会話や写真描写では簡単な語彙や話の一部を理解することで詳細を把握できる。
・必要な情報が話の最初か最後のとき、問題と一致すると詳細を理解できる。
・短い会話でも全体の理解ができない。
・短い会話では難しい語彙や複雑な構文、否定構文を理解できない。
・長い聴解文では必要な情報が途中で提示されると理解できない。また、言い換えや難しい文法構造も理解できない。
詳細は、TOEIC公式ページから参考にしてみてください。
引用:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
スコア Strength(長所) Weakness(弱点) 270~5
一般的に以下の長所が認められます。
・写真描写において、写真の主旨に関する短い(一文の)記述が理解できる。
・長い聴解文において、情報が何度も繰り返されたり、語彙が簡単なときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できることもある。
・短い会話や写真描写において、語彙が簡単で、話のごく一部を理解すればよいときは、話の詳細や写真に関する記述が理解できる。
・長い聴解文において、解答に必要な情報が話の最初か最後に提示され、問題中に使用されている表現と一致するときは、話の詳細が理解できる。一般的に以下の弱点が認められます。
・短い会話において、表現が直接的で、予想外の情報が提示されることがなくても、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できない。
・長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくはやや難しい語彙が使用されるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できない。
・短い会話において、やや難しい語彙が使用されるとき、もしくは構文が複雑なときは、話の詳細が理解できない。否定構文が使用されるときは、詳細が理解できない。
・長い聴解文において、解答に必要な情報が話の途中で提示されたときは、話の詳細が理解できない。言い換えられた情報や難しい文法的な構造が理解できない。
このレベルでは、簡単な単語や中級レベルは理解できるものの、難しい表現や内容の意図を汲み取り切るところまではまだできないところです。
簡単な文章(パート2)では理解して正解ができているレベルですが、パート3、4など少し長い音声に慣れていく必要があります。
リスニングで250点から平均点取るために必要な勉強
【優先】基礎力の固める
まずはリスニングの基礎力の向上を目指しましょう。基礎力を伸ばすために必要なのは2点
・単語帳でリスニング対策
・毎日リスニング音声を聴く
単語帳でリスニング対策
単語帳でリスニング対策をするなら、CD付きの単語帳、あるいはアプリの使用がおすすめ!
単語の意味の確認だけでなく、発音の確認を行いましょう。音声を聞いて、単語を認識し単語の発音から意味を導く練習をしましょう。
単語帳の音声機能は、単語が発音されて、単語の意味が読まれるため単語帳を開かなくても大丈夫です!
単語帳の音声を活用しよう!
毎日リスニング音声を聴く
できるだけ毎日リスニングの音声を聴くようにしましょう!
リスニングを伸ばすためには、英語の音声に耳を慣らすことが大事です。継続的に取り組めるものを選ぶことがおすすめです!
日常の生活の中で、リスニングする時間を取り入れるように工夫しましょう!
おすすめは下にまとめました。
・TOEICのリスニングの音声
・YouTubeの活用
・TEDを活用する
電車の中など移動中を有効活用したいです!僕は、英会話でリスニングしてます!
問題集でリスニング対策
ここでは、TOEICのリスニングのスコアを伸ばすための対策を紹介します。結論、公式問題集一冊で大丈夫です!
公式問題集の活用
公式問題集のリスニングパートを活用しましょう。おすすめの使い方は、以下の流れで書くと良いです。
1)公式問題集の問題を解く。
2)答え合わせ
3)解いた問題の復習、単語の意味、単語の聞き取りなど
リスニング力を伸ばすためには、問題を解くことよりも解いた問題の復習に力を入れましょう!公式問題集のリスニングは100問あるので、復習に時間がかなりかかります。パートごとの復習することがおすすめ!
問題をたくさん解くことよりも解いた問題をたくさん復習することのほうが大事!
絶対に用意しておきたい参考書
リスニングを伸ばす上で用意しておきたい参考書は2つ!
・単語帳
・公式問題集
単語帳
TOEICでスコアを伸ばすためには単語帳が必要。
単語帳はたくさんありますが、必ずTOEICに特化したものを使ってください。
おすすめの単語帳は下の記事から紹介しています。
公式問題集
問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。
公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。
2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。
問題演習で全体像を把握しよう!
また、実際に使ってみたレビューも紹介しています。
【応用】リスニング力向上のコツ
リスニング力をさらに伸ばすためのコツを紹介します。解いた問題をある程度復習できてから取り組むことがおすすめです。
やって欲しいことは2つ。
・シャドーイング
・ディクテーション
シャドーイング
シャドーイングとは、英語を聞き取りながら、その音声を真似しながら声に出す方法です。
英語の音声が読まれたらすぐに声に出すことで聞いた音を形にしています。正しく発音できていれば、単語の認識ができている証拠になります。
反対に聞き取れない、うまく言えない場合、単語の発音が理解できていない状態になります。そのためいきなりシャドーイングに取り組むことはお勧めしません。
シャドーイングに取り組む際は、解いた問題をある程度復習した段階で取り組むようにしましょう!
ディクテーション
ディクテーションとは、英語を聞き取りながら、その音声を文字にして書き起こす方法です。
シャドーイングでは、聞いた音声を声に出すのに対し、ディクテーションは書く方法です。
書取りになるため、難易度が上がりますが正しく単語を認識できているかの確認につながるためお勧めです。
まずは、シャドーイングから取り組んでみましょう。
リスニングを苦手に感じる原因と対策
TOEICのリスニングについてパート別で苦手に感じる原因と対策について紹介します。
Part1、2が苦手
対策:単語を正しい音と一緒に覚える
対策:シャドーイングする
対策:コツの記事を読むこと
パート1、2についてコツに関する記事を書きました。合わせて読んでみてください!
https://ichikuneng.com/toeic-part2-tips/
パート3、4が苦手
パート3、4が苦手な場合の下忍と対策は以下の通りです。パート1、2で原因と対策は同じです。
対策:単語を正しい音と一緒に覚える
対策:シャドーイングする
対策:コツの記事を読むこと
まとめ
今回はTOEICのリスニングが200点のレベルと300点以上を目指すために必要な勉強内容を紹介しました。
・リスニング200点は、受験者の平均レベルを下回る
・300点に突破するためには、基礎固めが大事
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