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TOEICリスニングで300点のレベルって?必要な勉強戦略を解説

リスニング

結論:TOEICリスニング300点台のレベルは上位67%です。正答率は6割ほどです。リスニングの平均点よりやや下回ります。

この記事はこんな人におすすめ!

・TOEICのリスニングが200点台...
・リスニングを強化したい!
・300点台のレベルはどのくらいか知りたい。
・TOEICリスニング300点はすごい?

TOEICリスニングで300点突破するために必要な勉強について紹介します。

イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

TOEICリスニング300点のレベル

TOEICでリスニング300点のレベルはどのくらいなのか解説します。

リスニング300点のリアル
  • スコアの内訳と分布
  • リスニングスコアの平均スコア
  • 300点レベルのリアルな実力

スコアの内訳と分布

TOEICリスニングで300点はどのくらいのスコアレベルなのでしょうか。

結論、全体の約上位67%になります。

最近のスコア結果を元に考えていきます。下の画像は、2024/03/17地点のリスニングのスコア分布です。

リスニングが300点台人の割合は全体の30%に及びます!そのため、平均であると言えます。

イチ
イチ

リスニングが300点台方がおおくいるため、+5点あるかないかで大きく順位が変動します。

リスニングスコアの平均スコア

TOEICスコアのリスニングは5〜495点まで5点刻みで表示されます。直近の試験結果では、リスニングの平均点は大体330点台でした。

試験回平均点(リスニング)
349回332点
348回333点
347回339点
346回338点
参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

そのため、TOEICリスニングの300点台であれば平均レベルといえます。

リスニング300点のリアルな実力

TOEICのリスニングの方で300点取得できる実力について解説します。

TOEICを運営している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会では、リスニングのスコアレベルの説明が下のようにされてます。要約すると以下の通りです。

  • 基本的な語彙なら、推測できる
  • 長い文章では、繰り返されると内容の推測ができる
  • 短い会話で、中級レベル語彙だと理解できる
  • 情報が少し言い換えられても理解できる
  • 間接的な応答では理解が困難
  • 語彙が難しいと理解が困難
  • 広い範囲の情報を関連付けはできない

このレベルでは、簡単な単語や中級レベルは理解できるものの、難しい表現や内容の意図を汲み取り切るところまではまだできないところです。

ある程度英語の単語に慣れてきて、簡単な文章(パート2)では理解して正解ができているレベルになります!パート3、4など少し長い音声に慣れていく必要があります。

スコアStrength(長所)Weakness(弱点)
370~275
一般的に以下の長所が認められます。
・短い会話において、特に語彙が難しくないときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できることもある。
・長い聴解文において、情報の繰り返しや言い換えがあるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できる。
・短い会話において、簡単な、または中級レベルの語彙が使用されるときは、話の詳細が理解できる。
・長い聴解文において、情報が繰り返され、解答に必要な情報が話の最初か最後に提示されるときは、話の詳細が理解できる。情報が少し言い換えられていても、詳細が理解できる。
一般的に以下の弱点が認められます。短い会話において、応答が間接的だったり、簡単に予測できないとき、もしくは語彙が難しいときは、話の主旨、目的、基本的な文脈の理解が困難である。
長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは難しい語彙が使用されるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できない。
短い会話において、構文が複雑なときや、難しい語彙が使われている場合は、話の詳細が理解できない。否定構文が使用されるときは、詳細が理解できないことが多い。
長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは情報が繰り返されないときは、話の詳細が理解できない。言い換えられた情報、または難しい文法的な構造はほとんど理解できない。

参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

絶対にもっておきたい参考書

300点台を目指すなら最低限用意しておきたい参考書を紹介します。リスニングの対策をするのであれば、特に単語帳や公式問題集を活用するようにしましょう。

  • 単語帳
  • 文法書
  • 問題演習

単語帳

まずは、TOEIC用の単語帳を1冊用意していきましょう。

TOEIC試験では、ビジネスで使われる単語が多く用いられます。そのため、ビジネス単語の理解を強化するためにもTOEIC専門の単語帳を用意しておきましょう。

初心者向けのTOEIC参考書は以下の記事で比較/解説をしています。

文法書

文法書を用意しておきましょう。

TOEICのリーディングパートでは、文法問題が30問出題されます。この部分は得点源につながりやすいので参考書を用意して対策をすることをお勧めします。

英語中級者:文法の問題集
英語初心者:文法の解説書

他の大学院進学を目指す方なら、ある程度の英語力はあると思うので問題演習に力を入れましょう。おすすめは下に示す文法問題でる1000問です。これ1冊で文法対策は完璧になるでしょう。

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公式問題集

問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。

公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。

2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。

イチ
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問題演習で全体像を把握しよう!

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リスニング300点台を取るための基本戦略

ここでは、TOEICのリスニングで確実に300点台を取得するためにするべき対策について考えます。300点台を目指すのであれば、6割〜7割の正答率が必要です。筆者考える目標正答率は以下の通り。

問題数目標正答数正答率
パート16466.7%
パート2252080%
パート3392461%
パート4301550%
合計1006363%

この正答数の方針では以下2つのことを意識しましょう。

  • パート2の正答率を上げる。(短文聞き取りの理解力を上げる)
  • パート3の設問のうち2つ正答できるようにする。

基本的にはパート2の正答率を上げるようにしましょう。

パート2の正答率を上げる

パート2の正答率を上げるようにしましょう。短文の聞き取り力を上げるようにしましょう。

パート2は特に21問以降で難易度が上がる傾向にあります。また、後半になると集中力が切れやすくなります。パート2の正答率を上げるためにも、以下のことは意識しましょう。

  • 25問集中して聞き取れるようになる
  • 聞き取れなかった単語を理解する

>>パート2の解き方のコツはこちらで解説中

パート3の設問のうち2つ正答できるようにする

パート3は設問が3つからなります。このうち2つは正答できるようにしましょう。

しかし、パート3の全ての問題で2問以上正答することは難しいです。問題難易度は異なるため、簡単な問題は3問完答しつつ難しいところで落としても大丈夫なようにしましょう。

基本的には最初の設問と、最後の設問の正答を狙いましょう。最初と最後は比較的聞き取りやすいためです。

>>パート3の解き方のコツはこちらで解説中

リスニングで300点取るために必要な勉強

TOEICのリスニング200点台のレベルから300点台に伸ばすために必要な勉強について考えてみましょう。筆者としては、以下の項目を取り組んでみると良いでしょう。

必要なこと
  • 英語基礎力を固める
  • 問題集でリスニング対策
  • パート別の対策のコツを理解する

英語基礎力を固める

まずはリスニングの基礎力の向上を目指しましょう。基礎力を伸ばすために必要なのは2点

・単語帳でリスニング対策
・毎日リスニング音声を聴く

単語帳でリスニング対策

単語帳でリスニング対策をするなら、CD付きの単語帳、あるいはアプリの使用がおすすめ!

単語の意味の確認だけでなく、発音の確認を行いましょう。音声を聞いて、単語を認識し単語の発音から意味を導く練習をしましょう。

単語帳の音声機能は、単語が発音されて、単語の意味が読まれるため単語帳を開かなくても大丈夫です!

単語帳の音声を活用しよう!

おすすめの単語帳は以下でも紹介しています!

>>600点台を確実に突破するための単語帳3冊紹介

毎日リスニング音声を聴く

できるだけ毎日リスニングの音声を聴くようにしましょう!

リスニングを伸ばすためには、英語の音声に耳を慣らすことが大事です。継続的に取り組めるものを選ぶことがおすすめです!

日常の生活の中で、リスニングする時間を取り入れるように工夫しましょう!

おすすめは下にまとめました。

・TOEICのリスニングの音声
・YouTubeの活用
・TEDを活用する

イチ
イチ

電車の中など移動中を有効活用したいです!僕は、英会話でリスニングしてます!

問題集でリスニング対策

ここでは、TOEICのリスニングのスコアを伸ばすための対策を紹介します。結論、公式問題集一冊で大丈夫です!

公式問題集のリスニングパートを活用しましょう。おすすめの使い方は、以下の流れで書くと良いです。

1)公式問題集の問題を解く。
2)答え合わせ
3)解いた問題の復習、単語の意味、単語の聞き取りなど

リスニング力を伸ばすためには、問題を解くことよりも解いた問題の復習に力を入れましょう!公式問題集のリスニングは100問あるので、復習に時間がかなりかかります。パートごとの復習することがおすすめ!

イチ
イチ

問題をたくさん解くことよりも解いた問題をたくさん復習することのほうが大事!

パート別に対策をするなら

TOEICのリスニングをパート別で対策する方法について次の記事にまとめました。

パート1〜4の勉強方法や対策について解説しています。合わせて読んでみてください!

短期間でスコアを伸ばすコツ

短期間でTOEICスコアを伸ばすコツについて紹介します。

短期間でスコアを伸ばすコツ
  • 勉強法を理解する
  • 隙間時間を活用する

勉強方法を理解する

短期間でスコアを伸ばすためには、TOEIC対策で必要なことや勉強方法について理解することです。

過去に筆者が2ヶ月でスコアを伸ばすために必要な勉強方法について解説しています。以下の記事からチェックしてみてください。

隙間時間を活用した勉強

短期間でスコアを伸ばすには隙間時間を活用する方法です。また、忙しい時ほど頭を使った対策に苦労しがちです。そこでおすすめなのはスタディサプリによる動画で勉強する方法です。

スタディサプリとは

リリース後たった2ヶ月で、250点スコアアップした人も! リクルートから誕生したTOEIC(R)対策のための本格的プログラムです。 今の生活スタイルを大きく変えることなく楽しく無理なく気軽に続けられます!微妙に忘れがちな中学レベルの文法の見直しからハイスコア対策まで対応!最短1回3分から!スキマ時間で本格TOEIC(R)対策をすぐ始められます。

詳しくは以下のリンクからチェックできます。

リスニング力向上のコツ

リスニング力をさらに伸ばすためのコツを紹介します。解いた問題をある程度復習できてから取り組むことがおすすめです。

やって欲しいことは3つ。

リスニングを伸ばすためにすること

音読
ディクテーション
シャドーイング

音読

音読とは、英語の文章を声に出して読む学習方法です。単に目で追うだけでなく、実際に発声することで、英語の音やリズムを体感的に学ぶことができます。

音読を通じて、発音、イントネーション、文法構造の理解が深まり、英語力の向上につながります。ただし、初心者がいきなり難しい文章に挑戦するのは避けましょう。

音読の効果
  1. 語彙力の増強(意味の理解スピードが上がる)
  2. 文法構造の理解促進
  3. 発音とイントネーションの改善

また、音読をする上での手順は以下の通りですすめてみましょう。

1) パート1、パート2のスクリプトを用意

2) まず黙読して内容を理解する

3) 声に出して読む(最初はゆっくりでOK)

4) 徐々にスピードを上げていく

5) 繰り返し練習し、滑らかに読めるようになることを目指す

音読を始める際は、短くて簡単な文章から始めるのがコツです。慣れてきたら、徐々に長文や難しい文章にチャレンジしていきましょう。

  • 音読は、英語の文章を声に出して読む練習方法。
  • 単語の正確な発音、文のリズム、イントネーションを身につけるのに効果的。
  • 音読に取り組む際は、理解できる内容の文章から始め、徐々にレベルを上げていくことが大切です!

完璧になるには時間がかかりますが、継続的な練習で確実に上達していきます。自分のペースで焦らず取り組むことが大切です。

より具体的な効果や方法については、こちらの記事で解説しています。

ディクテーション

ディクテーションとは、英語を聞き取りながら、その音声を文字にして書き起こす方法です。

シャドーイングでは、聞いた音声を声に出すのに対し、ディクテーションは書く方法です。

書取りになるため、難易度が上がりますが正しく単語を認識できているかの確認につながるためお勧めです。

1)音声を聞き取りながら、書きとる。おすすめはパート1、パート2

2)書き取った内容をスクリプトと照らし合わせて確認する。

単語のスペルの確認にもなるだけでなく、書いていく中で文の構造の理解に繋げることができ文構造から単語を推定することができるようになります。

イチ
イチ

文構造がわかると、パート5の対策につながります。

  • ディクテーションは、音声を聴き取り、書き取る練習。
  • 細かい音の違いや発音に敏感になることで、リスニング力が向上する。
イチ
イチ

まずは、音読から取り組んでみましょう。

シャドーイング

シャドーイングとは、英語を聞き取りながら、その音声を真似しながら声に出す方法です。

英語の音声が読まれたらすぐに声に出すことで聞いた音を形にしています。正しく発音できていれば、単語の認識ができている証拠になります。

反対に聞き取れない、うまく言えない場合、単語の発音が理解できていない状態になります。そのためいきなりシャドーイングに取り組むことはお勧めしません。

シャドーイングを行うことで発音、アクセントの理解と向上につながります。

イチ
イチ

スクリプトでは、わからない表現を学べます

1)TOEIC公式問題集の音声を用意。(まずはパート1、パート2から)

2)スクリプトの文章を見ながらシャドーイングを行う。(発音を意識)

3)問題文に対する理解が深まったら、スクリプトなしでシャドーイングに挑戦してみる。

いきなり、シャドーイングを始めることは難しいです。

まずは、スクリプトを見ながら短い文章で始めていきましょう。

イチ
イチ

完璧にできるようになるには時間がかかります。

  • シャドーイングは、音声を聴きながら同時に声に出して繰り返す練習。
  • 英語のリズムやイントネーションに慣れることで、リスニング力が向上する。
  • シャドーイングに取り組む際は、解いた問題をある程度復習した段階で取り組むようにしましょう!

モチベーションを維持するためのコツ

高いスコアを目指す上で、TOEICを勉強して挫折しないための3つのコツを解説します!

  • 習慣化する
  • 環境を整える
  • 目標を明確にする

習慣化する

独学で挫折しないためには勉強を習慣化することが大事です。習慣化すれば無理なく学習が継続できます。

毎日の生活の中に学習するルーティンを組み込んでみましょう。

・大学にいく前に単語学習
・授業帰りはカフェで学習
・寝る前は必ず単語を覚える
イチ
イチ

どれか1つでも1週間つづけることができたらかなりすごい!

最初の1歩!

環境を整える

学習環境を整えましょう。学習環境が整っていないと継続できず挫折してしまうからです。ぼくは学習環境を整えるために以下のことをしました。

・机に気が散るものはおかない
・家で集中できないならカフェなど外で勉強する
・スマホは電源を切る・近くにおかない

勉強せざるをえない環境を整えると挫折せずに継続できます!

イチ
イチ

特にカフェは周りの人が作業している環境なので刺激になります!

目標を明確にする

TOEICの目標スコアを明確にすると挫折しにくくなります。

達成した時の姿がイメージできやる気がでるからです。目標点数に加えて期限を決めると良いです!

目標や期限は下のように設定すると良いです!

・次の試験で700点を取る!正答率を7割に
・2ヶ月間毎日単語帳を見る時間を設ける
・休日は模試を解く

今回はTOEICのリスニングで300点以上を突破するために必要な勉強内容を紹介しました。

・リスニング300点は、受験者の平均レベル
・300点に突破するためには、基礎固めが大事

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