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【初心者】TOEIC対策でまずやることを元420点が0から解説

その他

この記事はこんな人におすすめ!

・TOEIC対策何からはじめたらいいかわからない
・まずやることは何?
・これからTOEIC対策したい

TOEIC初心者の人がまずやることを解説します。

イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

TOEIC初心者の皆さんへ。
「何から始めたらいいのか分からない…」そんな悩みを解消するための記事です。
私自身、420点からのスタートでしたが、地道な努力でスコアを伸ばしました。この記事では、初心者がまず取り組むべきことを解説します。

初心者がまずやるべき4つのこと

TOEIC初心者の方が、まずやるべきことは4つあります。4つとは以下の通りです。

初心者がまずやるべきこと
  • TOEICテストの特徴を理解すること
  • 目標スコアを決める
  • 受験日を決める
  • 参考書を用意する

TOEICテストの特徴を理解すること

まずは、TOEICテストの基本的な特徴を理解しましょう。特徴を理解することでやるべきことが明確になります。ここでは、3つ解説します。

  • TOEICの基本情報
  • テスト内容と問題構成
  • 全受験者の平均点

TOEICの基本情報

TOEICテストとは「Test of English for International Communication」の略です。日本では、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通の基準テストです!

L&Rとは、Listening & Readingの略で、聞き取り読むの2つの観点で英語力を測定しています。

イチ
イチ

他にもS&WとしてSpeaking(話す)、Writing(書く)の能力を測るテストもあるよ!

日本では、L&Rテストが多く受験されています。

テスト内容と問題構成

L&Rのテスト内容は大きく2つ。

リスニングテスト(45分間)
リーディングテスト(75分間)

合計120分(2時間)のテストです。

テスト内容は主に身近なシーンからビジネスにおける内容まで幅広いです。基本的に、仕事で扱われやすい単語や問題が多く出ます。

L&RはListeningとReadingの2つから出題されます。構成は以下のとおりです!

L or R問題数
パート1リスニング6
パート2リスニング25
パート3リスニング39
パート4リスニング30
パート5リーディング30
パート6リーディング16
パート7リーディング54

リスニングパート100問リーディングパート100問から構成されています。

TOEICテストの平均点

2022年度のTOEIC試験結果に基づくスコアの基準と分布を紹介します。(参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

2022年度のTOEIC試験の平均スコアは608点でした。

目標スコアを決める

TOEICテストでまずは600点を取れるようにしましょう。

600点は、TOEIC受験者の平均点レベルですが一般的に基本的な英語力を証明することができるスコとして評価されています。

就職活動などでTOEICスコアを履歴書に書くのであれば最低600点を目指すようにしましょう。

>>TOEIC600点はどのくらいの英語力なのかはこちらで解説

>>TOEIC300点から800点までのスコアレベルを解説

受験日を決める

受験日を決めましょう。受験日を決めることで、TOEIC対策の計画を立てやすくなります。受験日程のスケジュールは公式サイトで確認することができます。

>>直近のTOEICスケジュール(公式サイト)

また、受験日を決めるにあたって2つの注意点を解説します。

  • 一般的に100点伸ばすために必要な勉強時間
  • 受験日は2ヶ月後が良い

一般的に100点伸ばすために必要な勉強時間

現状のスコアから100点上げるには200時間ほど必要と言われています。そのため200点伸ばすには400時間が必要です。

実際にTOEIC600点取得するために必要な勉強時間を紹介します!オックスフォード大学出版局によると、650点のスコアを獲得するために必要な勉強時間がおよその目安で公開されていました。以下の表にまとめました!

現在のスコアレベル必要な勉強時間
250点950時間
350点700時間
450点450時間
550点225時間
650点0時間

この表では、現在のTOEICスコア(左)から650点取得するまでに必要な勉強時間を大まかにまとめました。例えば、スコアが450点の方は、650点取得を目指す場合450時間の勉強時間が目安になります!

イチ
イチ

450時間は1日3時間を5ヶ月継続すると達成できる時間になります。

上記の表は参考程度にしてほしいですが、筆者の経験では2ヶ月で200点近く伸ばしています。勉強の内容や時間によって2ヶ月でも100点以上を伸ばすことは可能です。

受験日は2ヶ月後が良い

試験の対策から本番まで勉強するのであれば2ヶ月がお勧めです。

個人的に2ヶ月間が最もモチベーションの確保がしやすいためです。60日間で基礎から問題演習まで十分に間に合います。2ヶ月間の1日あたりの勉強時間は以下の通りです。

2ヶ月の勉強時間
1日1時間60時間
1日3時間180時間
1日5時間300時間

1日3〜5時間勉強すれば2ヶ月である程度のスコアを取れるようになるでしょう。

参考書を用意する

ここでは、TOEICスコアを伸ばしていくための参考書を紹介します。実際、TOEICは少ない参考書でスコアアップさせることは可能です。初心者におすすめの参考書は主に3つ。

用意しておきたい参考書
  • 単語帳
  • 文法書
  • 公式問題集

これらの問題集を活用して勉強してみてください!

単語帳

まずは、TOEIC用の単語帳を1冊用意していきましょう。

TOEIC試験では、ビジネスで使われる単語が多く用いられます。そのため、ビジネス単語の理解を強化するためにもTOEIC専門の単語帳を用意しておきましょう。

初心者向けのTOEIC参考書は以下の記事で比較/解説をしています。

文法書

文法書を用意しておきましょう。

TOEICのリーディングパートでは、文法問題が30問出題されます。この部分は得点源につながりやすいので参考書を用意して対策をすることをお勧めします。

英語中級者:文法の問題集
英語初心者:文法の解説書

TOEICに必要な文法の基礎知識からしっかり理解したい方は、世界一わかりやすいシリーズの文法編がお勧めです。

ある程度、文法に理解がある方であればでる1000という問題集で問題演習に取り掛かることをお勧めしています。

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公式問題集

問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。

公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。

2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。

イチ
イチ

問題演習で全体像を把握しよう!

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また、実際に使ってみたレビューも紹介しています。

>>公式問題集をレビュー

おすすめの学習ステップ

TOEIC初心者がTOEIC対策でまずやるべき学習ステップを解説します。TOEIC対策では以下の4つの対策を行う必要があります。

TOEICに向けて必要な対策
  • 単語を理解する
  • 文法を理解する
  • リスニングの対策をする
  • リーディングの対策をする

今回はその中でも、下の3つについて解説します。

・単語の覚え方
・リスニング対策
・リーディング対策

忙しいからこそ、空いた時間で少しずつ取り組むようにしましょう。大事なのは勉強の質よりも継続です。まずは習慣化を目指しましょう。

単語の覚え方

TOEICの語彙を強化するにはTOEIC用の英単語帳を1冊用意して仕上げることをお勧めします。

効率的に英単語の意味を覚えるためには、反復が大事です。

以下に、筆者がおすすめする単語帳の使い方を紹介します。

英単語1冊完璧にするためのステップ
  • ステップ0
    単語帳を4〜5分割して、範囲を分ける。
  • ステップ1
    1つ目の範囲を3周する。
  • ステップ2
    次の範囲を3周する
  • ステップ3
    1つ前の範囲を1周する
  • ステップ4
    ステップ2〜3を繰り返す

順番に説明します。

step0:単語帳を4〜5分割して、範囲を分ける。

簡単にいうと覚える範囲を小分けします。

単語帳1冊を1周するよりは、小分けした短い範囲を複数回繰り返すほうが反復しやすく定着しやすいです。

単語帳によりますが、4〜5つの範囲を作りましょう。

step1:1つ目の範囲を3周する。

まずは、1つ目の範囲を3周を目安に目を通しましょう。

このとき、1つ1つの単語は軽く目を通す程度で構いません。

英単語→日本語→英単語→日本語

の順ですらすらみていきましょう。

何周かしたときに英単語→日本語に時間がかかるものは印をつけておこう。

step2:次の範囲を3周する

2つ目(次)の範囲を3周しましょう。

Step1と同様、英単語→日本語で流し読みしていきましょう。

step3:1つ前の範囲を1周する

ここが、大事なポイントで、次の範囲を3周終えた後に前の範囲を1周しましょう。

定期的に覚えた範囲を復習することが大事です。

step4:ステップ2〜3を繰り返す

あとは、ステップ2と3を繰り返して単語帳を1周させましょう。

目標は1ヶ月で1周です。すぐに覚えられなくても良いので反復を意識しましょう!

・単語学習は反復が大事!

効果的なリスニング対策

リスニング対策で意識して欲しいことは2つあります。

リスニング対策で意識して欲しいこと

・単語の発音を理解すること
・発音を聞いて瞬時に意味を理解すること

TOEIC425点の場合、リスニング対策で実践してほしいことは単語の発音を理解することです。

英語苦手な方がリスニングで聞き取れない要因の1つに、

単語を聞き取れない

ことです。実際、わからない単語や聞き取れない発音を聞き取ると頭がフリーズします。このフリーズしている間に音声を聞き漏らし得点を逃す機会に繋がります。リーディングで理解できる単語でもリスニングになると内容を理解できなくなるのはこれが原因です。

イチ
イチ

リスニングのスクリプトを見ると案外、簡単な文章ばかりです。

そのため、単語帳を用いて英単語の発音と音声を聞いて意味を理解することが大事!音声は移動時間だけを使って対策しましょう!

単語の発音を聞く→意味がわかる
このスピードを高めよう!

リーディング力を高める方法

リーディング対策は、平日の夜や休日などの時間をつかってまとまって対策することがおすすめ!

基本的に、リーディングで取れないのはそもそもの語彙力に課題があります。

最優先でやるべきことは、単語帳で単語の理解を高めること!

そのうえで、問題集一冊用意してリーディング問題を解いてみましょう!また、問題集では解くことよりも復習することや解き直すことを徹底してください!

理解できなかった単語をメモして暗記
・解いた問題に対する復習の徹底
土日などまとまった時間に取り組もう!

パート別の特徴とコツを理解する

TOEICはパート別に出題される問題の特徴が異なります。各パートの特徴を理解することも対策に重要なことです。各パートの対策とコツについては、別の記事で解説しているのでチェックしてみてください。

>>TOEICリスニングパートのコツと特徴を解説

勉強を継続するコツ

高いスコアを目指す上で、TOEICを勉強して挫折しないための3つのコツを解説します!

  • 習慣化する
  • 環境を整える
  • 目標を明確にする

習慣化する

独学で挫折しないためには勉強を習慣化することが大事です。習慣化すれば無理なく学習が継続できます。

毎日の生活の中に学習するルーティンを組み込んでみましょう。

・大学にいく前に単語学習
・授業帰りはカフェで学習
・寝る前は必ず単語を覚える
イチ
イチ

どれか1つでも1週間つづけることができたらかなりすごい!

最初の1歩!

環境を整える

学習環境を整えましょう。学習環境が整っていないと継続できず挫折してしまうからです。ぼくは学習環境を整えるために以下のことをしました。

・机に気が散るものはおかない
・家で集中できないならカフェなど外で勉強する
・スマホは電源を切る・近くにおかない

勉強せざるをえない環境を整えると挫折せずに継続できます!

イチ
イチ

特にカフェは周りの人が作業している環境なので刺激になります!

目標を明確にする

TOEICの目標スコアを明確にすると挫折しにくくなります。

達成した時の姿がイメージできやる気がでるからです。目標点数に加えて期限を決めると良いです!

目標や期限は下のように設定すると良いです!

・次の試験で700点を取る!正答率を7割に
・2ヶ月間毎日単語帳を見る時間を設ける
・休日は模試を解く

短期間でスコアアップを狙うなら

短期間でTOEICスコアを伸ばすコツについて紹介します。

短期間でスコアを伸ばすコツ
  • 勉強法を理解する
  • 隙間時間を活用する

勉強方法を理解する

短期間でスコアを伸ばすためには、TOEIC対策で必要なことや勉強方法について理解することです。

過去に筆者が2ヶ月でスコアを伸ばすために必要な勉強方法について解説しています。以下の記事からチェックしてみてください。

隙間時間を活用した勉強

短期間でスコアを伸ばすには隙間時間を活用する方法です。また、忙しい時ほど頭を使った対策に苦労しがちです。そこでおすすめなのはスタディサプリによる動画で勉強する方法です。

スタディサプリとは

リリース後たった2ヶ月で、250点スコアアップした人も! リクルートから誕生したTOEIC(R)対策のための本格的プログラムです。 今の生活スタイルを大きく変えることなく楽しく無理なく気軽に続けられます!微妙に忘れがちな中学レベルの文法の見直しからハイスコア対策まで対応!最短1回3分から!スキマ時間で本格TOEIC(R)対策をすぐ始められます。

詳しくは以下のリンクからチェックできます。

筆者が失敗したつまずきやすいポイント

ここでは、筆者がTOEIC初心者だった頃にTOEIC対策で失敗したこと、なかなか思うように伸びなかった理由について解説します。筆者の初心者時代の失敗談は3つあります。

TOEIC対策でつまづく理由
  • 頭を使わない
  • 本番環境に慣れない
  • 問題演習を行わない

頭を使わない

1つ目に頭を使わないことです。

頭を使わないとは、ただ間違えた単語を書く、テキストを読むといった頭をつかわない行為です。TOEIC対策では、問題を解くため頭をつかう必要があります。問題を解く時間も設けるようにしましょう。

イチ
イチ

試験は2時間解く必要があります。

本番環境に慣れない

2つ目に、本番環境に慣れなくて十分に実力を発揮することができなかったことです。

会場が広いことや、机がガタガタするといった本番で想定外のことが起こることもあります。筆者も本番の教室の環境に緊張して前半のリスニングで十分に実力を発揮することができませんでした。

初受験は緊張しがちです。万が一に備え、2ヶ月連続で受験することもおすすめです。

問題演習を行わない

は600点を目標に勉強していました。しかし、結果は500点台と大きな差がありました。この当時の対策方法で600点に届かなかった要因がありました。

それは、全体演習を行わなかったことです。

当時、ビジネスに関する英語力を伸ばすことに力を入れていました。しかし、それだけではスコアを伸ばすことはできません。体力や忍耐力が必要になります。

TOEICテストは2時間にわたる試験です。リスニング45分、リーディング75分の合計120分の試験です。この120分間集中して解き続ける力が必要になります。

筆者の場合、最初の頃はパート別に短時間で少しずつ勉強する方法で対策をしていました。そのためパートのコツや解き方を理解は十分にしていました。しかし公式問題集といった2時間通して試験を解く練習を怠っていました。その結果、本番でリスニング、リーディング共に途中で集中力が切れてしまったのです。

イチ
イチ

加えて、試験の雰囲気にかなり緊張していました。

そのため試験全体を理解することを絶対にしましょう。2時間使って問題を解く練習をしておきましょう。

まとめ

本記事では、TOEIC初心者が勉強するにあたってまずやることについて解説しました。

  • TOEICテストの特徴を理解すること
  • 目標スコアを決める
  • 受験日を決める
  • 参考書を用意する

短期間でスコアを伸ばすためにも、上の4つは行えるようにしましょう。

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