この記事はこんな人におすすめ!
・TOEICで600点取りたい
・なかなかスコアが伸びない
・独学で不安
この記事では、TOEICで600点取得するために必要な勉強法を解説します。
イチ
・英語とにかく苦手な過去
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
TOEIC600点のレベル
TOEIC600点レベルは、英語中級者です。
TOEIC受験者で見ると、全体の上位53%ほど。
2022年度のTOEIC試験結果に基づくスコアの基準と分布を紹介します。(参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)
TOEICの特徴と平均点
TOEIC試験の特徴は以下の通り
2022年度のTOEIC試験の平均スコアは608点でした。また、TOEIC500点台の方の割合は、全体の約20%でした。
TOEIC600点を取れない理由
TOEICで600点を取れない理由は主に3つあります。
TOEICに慣れていない
1つ目に挙げられるのが、問題に慣れていないことです。
例えば、
・TOEIC用の教材を使っていない
・TOEICの問題形式を理解していない
・大学受験の英語力で受験しようとする
TOEICでは、ビジネス場面で使われる単語が多く出題されます。
そのため、TOEIC用の問題や単語に慣れておく必要があります。
勉強時間が少ない
そもそもですが、勉強時間が不足している可能性があります。
現状のスコアから100点上げるには200時間ほど必要と言われています。
実際にTOEIC600点取得するために必要な勉強時間を紹介します!
オックスフォード大学出版局によると、650点のスコアを獲得するために必要な勉強時間がおよその目安で公開されていました。以下の表にまとめました!
現在のスコアレベル | 必要な勉強時間 |
250点 | 950時間 |
350点 | 700時間 |
450点 | 450時間 |
550点 | 225時間 |
650点 | 0時間 |
この表では、現在のTOEICスコア(左)から650点取得するまでに必要な勉強時間を大まかにまとめました。例えば、スコアが450点の方は、450時間の勉強時間が目安になります!
450時間は1日3時間を5ヶ月継続すると達成できる時間になります。
勉強法が間違っている
使っている参考書や、勉強の仕方が間違っている可能性があります。
TOEICの参考書は現在たくさん出版されており、自分にあう参考書を選ぶことは難しいです。
以降の章では必要な勉強法と必要な参考書について紹介します。
600点を超えるための勉強法
TOEIC600点以上を目指していくなら、優先して取り組むべきことは2つあります。
・語彙の強化
・リスニングの対策
語彙力の強化
TOEICは、ビジネス用の単語が多く出題されます。そのため、TOEIC用の単語帳を1冊用意して語彙力を強化しましょう。
効率的に英単語の意味を覚えるためには、反復が大事です。
筆者がおすすめする単語帳の使い方を紹介します。
- ステップ0単語帳を4〜5分割して、範囲を分ける。
- ステップ11つ目の範囲を3周する。
- ステップ2次の範囲を3周する
- ステップ31つ前の範囲を1周する
- ステップ4ステップ2〜3を繰り返す
順番に説明します。
step0:単語帳を4〜5分割して、範囲を分ける。
簡単にいうと覚える範囲を小分けします。
単語帳1冊を1周するよりは、小分けした短い範囲を複数回繰り返すほうが反復しやすく定着しやすいです。
単語帳によりますが、4〜5つの範囲を作りましょう。
step1:1つ目の範囲を3周する。
まずは、1つ目の範囲を3周を目安に目を通しましょう。
このとき、1つ1つの単語は軽く目を通す程度で構いません。
英単語→日本語→英単語→日本語
の順ですらすらみていきましょう。
何周かしたときに英単語→日本語に時間がかかるものは印をつけておこう。
step2:次の範囲を3周する
2つ目(次)の範囲を3周しましょう。
Step1と同様、英単語→日本語で流し読みしていきましょう。
step3:1つ前の範囲を1周する
ここが、大事なポイントで、次の範囲を3周終えた後に前の範囲を1周しましょう。
定期的に覚えた範囲を復習することが大事です。
step4:ステップ2〜3を繰り返す
あとは、ステップ2と3を繰り返して単語帳を1周させましょう。
目標は1ヶ月で1周です。すぐに覚えられなくても良いので反復することを意識しましょう。
リスニングの勉強法
大学受験終わって、リーディングではなくリスニングはきついと思うかもしれません。
実は、TOEICはリスニングの方が点数が伸ばしやすいです。
リスニング対策で実践してほしいことは2点。
・語彙強化
・隙間時間、移動時間で音声を聞く(1日15分)
英語苦手な方がリスニングで聞き取れない要因の1つに、
単語を聞き取れない
ことです。
そのため、単語帳を用いて英単語の発音と音声を聞いて意味を理解することが大事!音声は移動時間だけを使って対策しましょう!
ある程度、語彙の理解が深まったタイミングで公式問題集を解いてみましょう。
リーディングの勉強法
リーディング対策は、平日の夜や休日などの時間をつかってまとまって対策することがおすすめ!
・基本的なTOEIC語彙強化
・解いた問題に対する復習の徹底
基本的に、TOEIC600点に届かないのは、リーディングにおいてそもそもの語彙力に課題があります。
最優先でやるべきことは、単語帳で単語の理解を高めること!
そのうえで、問題集一冊用意してリーディング問題を解いてみましょう!また、問題集では解くことよりも復習することや解き直すことを徹底してく
2ヶ月で目指すなら
こちらの記事で、2ヶ月で達成する方法について解説しています。
600点取るなら用意しておきたい参考書
ここでは、TOEICスコアを伸ばしていくための勉強方針を紹介します。
初心者におすすめの参考書は主に3つ。
・単語帳
・文法書
・公式問題集
これらの問題集を活用して勉強してみてください!
単語帳
まずは、TOEIC用の単語帳を1冊用意していきましょう。
TOEIC試験では、ビジネスで使われる単語が多く用いられます。そのため、ビジネス単語の理解を強化するためにもTOEIC専門の単語帳を用意しておきましょう。
初心者向けのTOEIC参考書は以下の記事で比較/解説をしています。
文法書
文法書を用意しておきましょう。
TOEICのリーディングパートでは、文法問題が30問出題されます。この部分は得点源につながりやすいので参考書を用意して対策をすることをお勧めします。
英語中級者:文法の問題集
英語初心者:文法の解説書
公式問題集
問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。
公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。
2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。
問題演習で全体像を把握しよう!
また、実際に使ってみたレビューも紹介しています。
モチベーションを維持するためには?
せっかく大学に入学したばかりなのにまた、勉強はつらい。
高いスコアを目指す上で、TOEICを勉強して挫折しないための3つのコツを解説します!
・習慣化する
・環境を整える
・目標を明確にする
習慣化する
独学で挫折しないためには勉強を習慣化することが大事です。習慣化すれば無理なく学習が継続できます。
毎日の生活の中に学習するルーティンを組み込んでみましょう。
・大学にいく前に単語学習
・授業帰りはカフェで学習
・寝る前は必ず単語を覚える
どれか1つでも1週間つづけることができたらかなりすごい!
最初の1歩!
環境を整える
学習環境を整えましょう。学習環境が整っていないと継続できず挫折してしまうからです。ぼくは学習環境を整えるために以下のことをしました。
・机に気が散るものはおかない
・家で集中できないならカフェなど外で勉強する
・スマホは電源を切る・近くにおかない
勉強せざるをえない環境を整えると挫折せずに継続できます!
特にカフェは周りの人が作業している環境なので刺激になります!
目標を明確にする
TOEICの目標スコアを明確にすると挫折しにくくなります。
達成した時の姿がイメージできやる気がでるからです。目標点数に加えて期限を決めると良いです!
目標や期限は下のように設定すると良いです!
・次の試験で600点を取る!
・2ヶ月間毎日単語帳を見る時間を設ける
・休日は模試を解く
加えて、先に試験の申し込みをすることがおすすめです!
まとめ
本記事では、600点がなかなか届かない方に向けて、その原因と必要な勉強法を紹介しました。
原因は主に3つ。
TOEIC向けの参考書を用意して勉強をしましょう!
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