この記事はこんな人におすすめ!
・TOEIC対策何からはじめたらいいかわからない
・まずやることは何?
・これからTOEIC対策したい
TOEIC初心者の人がまずやることを解説します。
イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
この記事では、TOEICテストのパート別のコツを解説します。TOEIC対策をする上でまずはパート別の特徴を理解することが大事です。
TOEICテストの全体概要
TOEICテストとは「Test of English for International Communication」の略です。日本では、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通の基準テストです!
L&Rとは、Listening & Readingの略で、聞き取りと読むの2つの観点で英語力を測定しています。
他にもS&WとしてSpeaking(話す)、Writing(書く)の能力を測るテストもあるよ!
L&Rのテスト内容は大きく2つ。テスト内容は主に身近なシーンからビジネスにおける内容まで幅広いです。基本的に、仕事で扱われやすい単語や問題が多く出ます。
L&RはListeningとReadingの2つから出題されます。構成は以下のとおりです!
L or R | 問題数 | |
パート1 | リスニング | 6 |
パート2 | リスニング | 25 |
パート3 | リスニング | 39 |
パート4 | リスニング | 30 |
パート5 | リーディング | 30 |
パート6 | リーディング | 16 |
パート7 | リーディング | 54 |
リスニングパート100問、リーディングパート100問から構成されています。
各パートの特徴と攻略法
各パートの特徴を順に解説します。
パート1: 写真描写問題
パート1は、写真を見て、4つの選択肢から最も適切な説明を選ぶ問題です。問題数は6問です。
・写真に相応しい音声を4択から1つ選ぶ
・写真に登場する名詞と動詞をもとに風景とマッチしているか判断
・パート1全体で3分ほど
パート2: 応答問題
パート2は、短い質問または発言に対して、最も適切な応答を選ぶ問題。問題数は25問です。
・短い音声に対する応答を3択から1つ選ぶ
・25問単調に続くため、集中することが大事
・20問以降から若干難易度が上がる
・最初の5W1Hを聞き取ることが正解を左右しやすい
パート3: 会話問題
TOEICのパート3は2人または3人の会話を聞き、その内容に基づいた質問に答える問題です。問題数は39問です。1問に対し設問が3問あります。(13会話 × 各3問)
・音声が始まる前に、設問を先読みする(重要)
・聞く時は、内容だけでなくテンポに注目
・設問を読む時は、最初の疑問詞を見ること
・選択肢を読む時は、キーワードを探す
パート4: 説明文問題
パート4はアナウンスやプレゼンテーションを聞き、内容に基づいた質問に答える問題。問題数:30問(10説明 × 各3問)です。
・音声が始まる前に、設問を先読みする(重要)
・聞く時は、内容だけでなくテンポに注目
・設問を読む時は、最初の疑問詞を見ること
・選択肢を読む時は、キーワードを探す
パート5: 短文穴埋め問題
パート5は、文法や語彙を問う短文の穴埋め問題です。問題数は計30問です。
・1問20秒以内
・出題される文法は傾向がある
・時制、語法は最優先で理解すること
パート6: 長文穴埋め問題
パート6は1つの文章内で複数の空欄を埋める問題。問題数は全部で16問(4文章 × 各4問)。
・左から右に読めるようになる
・文法理解を早くする
・前後の文章の関係を理解できるようにする
パート7: 長文読解問題
パート7はメール、記事、広告などの長文を読み、内容に基づいた質問に答える問題。問題数は54問(1つの文書問題と複数の文書問題を含む)
・情報整理ができるようにする
・時間を設けて解く練習をする
・解けなかった問題を原因を把握すること
0からTOEICスコアを上げるためにすること
0からTOEIC対策をするなら以下の流れで対策をするようにしましょう。
- 1英単語を理解する
- 2単語の発音を理解する
- 3文法を理解する
- 4問題演習をする
英単語を理解する
まずは、英単語の理解を深めましょう。TOEIC用の単語帳を1冊用意して勉強するようにしましょう。TOEICで出題される単語はビジネス単語が多いのでTOEIC用の単語帳を用意するべきです。
単語の発音を理解する
単語帳を活用して、単語の発音を理解するようにしましょう。発音の理解はリスニング対策につながります。発音を聞いて、単語の意味がでてくる状態を目指しましょう。
文法を理解する
次に文法を理解しましょう。TOEICのパート5、6では文法に関する問題が42問ほど出題されます。また、TOEICの文法は出るところが限られているので絞って対策を進めていきましょう。
問題演習をする
実際にTOEICの問題を解きましょう。問題演習を通じて、自分が解けたところと解けなかったところの振り返りをしっかり行いましょう。
特に解けなかった理由は明確にしておきましょう。問題演習を通じてできないところを把握して対策をすることが大事です。
TOEIC対策をするならまず持っておきたい参考書
ここでは、TOEICスコアを伸ばしていくための参考書を紹介します。実際、TOEICは少ない参考書でスコアアップさせることは可能です。初心者におすすめの参考書は主に3つ。
これらの問題集を活用して勉強してみてください!
単語帳
まずは、TOEIC用の単語帳を1冊用意していきましょう。
TOEIC試験では、ビジネスで使われる単語が多く用いられます。そのため、ビジネス単語の理解を強化するためにもTOEIC専門の単語帳を用意しておきましょう。
初心者向けのTOEIC参考書は以下の記事で比較/解説をしています。
文法書
文法書を用意しておきましょう。
TOEICのリーディングパートでは、文法問題が30問出題されます。この部分は得点源につながりやすいので参考書を用意して対策をすることをお勧めします。
英語中級者:文法の問題集
英語初心者:文法の解説書
TOEICに必要な文法の基礎知識からしっかり理解したい方は、世界一わかりやすいシリーズの文法編がお勧めです。
ある程度、文法に理解がある方であればでる1000という問題集で問題演習に取り掛かることをお勧めします。
公式問題集
問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。
2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。
問題演習で全体像を把握しよう!
また、実際に使ってみたレビューも紹介しています。
まとめ
本記事では、TOEICのパート別の対策方法について解説しました。パート1からパート7の特徴を理解して対策をするようにしましょう。
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