この記事はこんな人におすすめ!
・TOEICの受験結果が450点台...これってどんなもん?
・大学別だと、自分はどのくらいの立ち位置?
・就活ではどのくらい必要?
元TOEIC420点の筆者が解説します!
イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
TOEIC450点ってどのくらい?
ここでは、初めてTOEIC受けたけど450点ってどのくらい?
なのか解説していきます。
TOEIC450点ってやばい?
結論、やばくないです。
初受験の方や、勉強を始めた頃はTOEICスコアが低くなりがちです。適切な勉強をしていくことでスコアが改善していくでしょう。
現在は825点ですが、初受験は僕も400点台で落ち込みました。
TOEICの平均点
この章では、TOEICスコアの平均点を紹介します。
TOEIC全受験者別の平均点
では、TOEIC受験者の基準で450点はどのくらいなのでしょうか。
2022年度のTOEIC試験結果に基づくスコアの基準と分布を紹介します。(参考:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)
2022年度のTOEIC試験の平均スコアは608点でした。
一方で、学校別受験者による平均点は、以下の通りでした。
スコア | |
リスニング | 264点 |
リーディング | 204点 |
全体 | 467点 |
学校別の平均スコアでは、467点であったためスコアが450点台は平均レベルといえます。
【大学別】TOEIC平均点はこちら
大学別では、450点台はどのくらいなのでしょうか。
スコア | 大学 |
550点 | 奈良女子大学 |
544点 | 千葉大学法経学部 |
538点 | 広島大学法学部 |
531点 | 千葉大学教育学部 |
524点 | 金沢大学 |
518点 | 千葉大学理学部 |
518点 | 広島大学歯学部 |
511点 | 千葉大学工学部 |
基本的に大学別の平均では600点から700点台に多く分布するため、平均が450点レベルの大学は見つかりませんでした。
【学部別】TOEIC平均点
次に、TOEIC公式に基づく学部別の平均点を紹介します。
学部 | 平均スコア |
語学・文学系(英語専攻) | 537点 |
国際関係学部 | 521点 |
語学・文学系(英語以外) | 491点 |
医薬学系 | 489点 |
社会学系 | 483点 |
商学・経済・経営系 | 474点 |
法学系 | 470点 |
情報科学系 | 462点 |
教育・教養系 | 456点 |
理・工・農学系 | 455点 |
このデータでは、学問別のTOEICスコア平均点では400点台が多く存在しています。
学生全体でみると450点台は平均か、それ以下といえます。
TOEIC450点って就活ではどう?
では就職活動でTOEICスコア450点はどうでしょうか。
履歴書に必要な点数
一般的に履歴書に必要なTOEICスコアは
600点
と言われています。
450点を書くことが悪いことではありませんが、アピールに繋げることは難しいです。
足切りを設けている企業
スコアによって、足切りを設けている企業はいくつか存在します。参考程度に会社と基準スコアを紹介します。
・楽天グループ株式会社:入社までに800点
・日産自動車株式会社:600点以上
TOEICスコアで英語力を評価する企業は多いです。
450点から600点取るためには?
825点の筆者が考える基本的な学習戦略
TOEIC600点以上を目指していくなら、リスニングの勉強を先に取り組むことをお勧めします。
なぜなら、リスニングの方が点数が伸ばしやすいからです。
リスニングの勉強法
TOEIC450点台の場合、リスニング対策で実践してほしいことは2点。
・語彙強化
・隙間時間、移動時間で音声を聞く(1日15分)
英語苦手な方がリスニングで聞き取れない要因の1つに、
単語を聞き取れない
ことです。
そのため、単語帳を用いて英単語の発音と音声を聞いて意味を理解することが大事!音声は移動時間だけを使って対策しましょう!
リーディングの勉強法
リーディング対策は、平日の夜や休日などの時間をつかってまとまって対策することがおすすめ!
・基本的なTOEIC語彙強化
・解いた問題に対する復習の徹底
基本的に、TOEIC450点台の方がリーディングで取れないのはそもそもの語彙力に課題があります。
最優先でやるべきことは、単語帳で単語の理解を高めること!
そのうえで、問題集一冊用意してリーディング問題を解いてみましょう!また、問題集では解くことよりも復習することや解き直すことを徹底してください!
450点なら持っておくべき参考書
ここでは、TOEICスコアを伸ばしていくための参考書を紹介します。
実際、TOEICは少ない参考書でスコアアップさせることは可能です。
初心者におすすめの参考書は主に3つ。
・単語帳
・文法書
・公式問題集
これらの問題集を活用して勉強してみてください!
単語帳
まずは、TOEIC用の単語帳を1冊用意していきましょう。
TOEIC試験では、ビジネスで使われる単語が多く用いられます。そのため、ビジネス単語の理解を強化するためにもTOEIC専門の単語帳を用意しておきましょう。
初心者向けのTOEIC参考書は以下の記事で比較/解説をしています。
文法書
文法書を用意しておきましょう。
TOEICのリーディングパートでは、文法問題が30問出題されます。この部分は得点源につながりやすいので参考書を用意して対策をすることをお勧めします。
英語中級者:文法の問題集
英語初心者:文法の解説書
公式問題集
問題演習用の参考書を1冊用意しましょう。おすすめは公式問題集です。
公式問題集には、TOEIC本番さながらの模擬試験が2回分収録されています。
2回の問題演習と復習を徹底して行うことでスコアアップに繋げることができます。
問題演習で全体像を把握しよう!
また、実際に使ってみたレビューも紹介しています。
2ヶ月でスコアを伸ばすなら
TOEIC600点であれば、2ヶ月ほどで伸ばすことは可能です。
詳しくは下の記事から参考に対策してみてください!
実践的な学習プランとスケジュール
ここでは、450点から600点に伸ばすために必要な勉強プランとスケジュールを簡単に紹介します。
・短期間(2ヶ月)で600点に伸ばす
・長期間(6ヶ月)で600点に伸ばす
短期間でスコアアップするためのプラン
TOEIC学習初心者が2ヶ月で600点達成するまでのスケジュールを紹介します。短期間でスコアを伸ばすなら勉強時間を多く確保することが重要です。
リスニング、リーディングの対策は、基本的には解いた模試の復習だけで大丈夫です。
「なぜ間違えたのか」
「正解するためにはどこを読めばいいのか」
この2つを意識すると良いです。
細かい勉強内容は、次の記事でも紹介しています!
長期間でじっくり学習するプラン
半年で450点突破から600点までを目指す計画
前半で時間をかけて単語の理解を深めていきましょう。
基本的に語彙強化は継続して進めていき、後半から問題演習の割合を増やしていくイメージです。
基本的には語彙強化と文法理解の2点を優先していきましょう!
リスニングでは、パート2、リーディングではパート5を得点源にしましょう!
TOEIC試験本番での注意点と対策
最後に今後試験対策していく上で筆者の経験から、注意点と対策を紹介します。
Todo形式で紹介するので活用してみてください!
試験の準備と心構え
試験前日編と、当日の試験までの2つを紹介します。
まず、試験前日の過ごし方について紹介します!
試験前日にするべきtodoリストをまとめました。少しでもスコアアップに繋げていきましょう!
また、試験本番に当日に注意するべきことは以下5点!
まとめ
本記事では、TOEIC450点のレベルを大学/学部のレベルで紹介しました。
・TOEIC450点は大学平均以下
・教育学系は平均456点、理工農学系は455点
まずは600点を目指して学習を進めていきましょう。
当ブログでは、今後も600点を目指す方に向けた勉強方法を紹介してます!
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