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【時間配分】TOEIC600点突破するための戦略

勉強法

この記事はこんな人におすすめ

・TOEIC600点突破を目標としている人
・TOEICの試験結果が400点台で、これからTOEIC対策を始めようか迷っている人
・TOEIC対策を最近始めた人

本記事では、TOEIC初心者に向けて600点を突破するために必要な勉強法を紹介します。

イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

TOEIC試験の概要と600点のレベルとは

ここでは、TOEIC試験に関する基本的な説明と目標とする600点が大体どのくらいのレベルなのかについて解説します。

TOEIC試験とは

TOEICテストとは、一般的にTOEIC L&Rテストのことです。L&Rとはリスニング(Listening)と(Reading)のことを指しており、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。

イチ
イチ

本記事では、TOEIC L&RテストのことをTOEICとして読んでいます。

TOEIC600点のレベル

TOEIC600点は、どのくらいなのでしょうか。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会:https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html

公式サイトによると、過去1年分のTOEICの平均スコアは608点でした。

イチ
イチ

つまり、TOEIC600点は平均レベルになります。

ただ、注意していただきたいことがあります。

この平均スコアはあくまで受験者の平均になります。つまり過去1年間で受験した78万人の平均です。一般的にTOEICを受験する人はある程度英語を勉強されている方がほとんどです。

そのため、日本全国1億人の平均で見れば、TOEIC600点は平均以上のスコアと考えても良いです。

TOEIC試験の全体概要

ここでは、まずTOEIC試験の概要についておさらいします。この章では以下のポイントについて解説します。

・試験の形式
・問題構成
・600点取得するための正答率

TOEIC試験の形式

L&Rのテスト内容は大きく2つ。

リスニングテスト(45分間)
リーディングテスト(75分間)

合計120分(2時間)のテストです。

テスト内容は主に身近なシーンからビジネスにおける内容まで幅広いです。基本的に、仕事で扱われやすい単語や問題が多く出ます。

問題構成

L&RはListeningとReadingの2つから出題されます。構成は以下のとおりです!

L or R問題数
パート1リスニング6
パート2リスニング25
パート3リスニング39
パート4リスニング30
パート5リーディング30
パート6リーディング16
パート7リーディング54

リスニングパート100問リーディングパート100問計200問からなります!

600点の正答率

では、実際にTOEIC600点取得するための正答率はどのくらいなのでしょうか。大まかにいうと6割解ければ大丈夫です!

ここでは参考までに、僕が目標にしていた戦略を紹介します。

パート正答数正答率
パート1466%
パート21872%
パート32359%
パート41756%
パート52066%
パート61062.5%
パート72851%
合計12060%

TOEICテストの場合、パート3、4、7の難易度が少し高いです。そのため、それ以外のパートの正答率を上げることでパート3、4、7をカバーするようにしていました!

リスニングセクションの時間配分

ここでは、リスニングパートでの時間配分を紹介します。

TOEIC試験のリスニングは45分。試験は100問構成です。具体的な問題構成は以下の通り

パート問題
パート1写真描写問題約3分
パート2応答問題約9分
パート3会話問題約17分
パート4説明文問題約16分

基本的に音声に従って問題を進めるためそこまで時間配分を機にする必要はありません。

ただ、本記事では実際に解く上で意識するべきことを紹介していきます。

パート3、4の解き方

パート3、4ともに1つの音声に対して3つの設問が用意されています。問題の流れは以下の通り

問題の音声の時間は大体40〜50秒程度、設問の音声の時間は40秒ほど1つの音声につき1分20〜30秒ほどの時間が与えられています。

この間にやるべきことは3つ

・問題の音声を聞き取る
・回答をマークに塗りつぶす
・次の問題の設問を先読みする

問題を円滑に解くためには、できるだけ早く解いて次の問題の設問文を先読みすることです。

先読みすることで試験で聞かれていることを意識して音声を聴くことができます。そのため、パート3、4の問題の説明から試験は始まっているのです。

実際に、解くペースとしては以下の通り

・設問3つの先読み
・問題の音声が流れているときに回答となる選択肢に目星をつける
・1〜2つ目の設問の音声が流れている間にマークする
・3つ目の設問の音声が流れている間に次の問題の設問3問を先読みする

イチ
イチ

短時間で先読みできるように、リーディング能力も必要になります。

リーディングセクションの時間配分

ここでは、リーディングセクションの時間配分について紹介します。

TOEICのリーディング試験は試験時間75分、合計100問からなります。

TOEICのリーディング試験の構成は以下の通り

パート問題番号問題数問題特徴
5101~13030短文穴埋め問題(文法)
6131~14616長文穴埋め問題
7147~20054文章問題

リーディングパートで必要な問題の時間配分を各パートで紹介します。

パート5 理想10分

パート5の理想時間は10分です。これは1問あたり20秒以内ということになります。

パート6 理想10分

パート6の理想時間は10分です。1問あたり37秒程度で解くイメージです。しかし、

パート6の問題は大きく2つの問題からなります。

・単語、語句穴埋め問題
・文章穴埋め問題

文章穴埋め問題は前後の文脈を理解しないと問題を解くことができません。そのため時間を要します。

単語穴埋めの3問をできるだけ早く(目安20秒以内)に解いて残りの時間で文章穴埋め問題にチャレンジすると良いでしょう。

しかし、600点を目標とするのであれば文章穴埋めの問題は正直捨てても構いません!10分以内で解けるだけ解いてみると良いでしょう!

イチ
イチ

単語/語句穴埋め問題の正答率を上げましょう!

パート7 理想55分

パート7は55分、1問あたり1分のペースで解くことが理想です。

しかし、パート7は175までのシングルパッセージと176以降の複数のパッセージ問題で解く問題量が変わってきます。

そのため、176以降で30分残すことが理想です!

まとめると、パート7の時間配分は以下の通り

パート7問題数時間配分
146〜175
シングルパッセージ
2925分
176〜200
ダブルパッセージ
2530分

時間配分を鍛えるために必要な参考書

TOEIC用の単語帳を用意する。

筆者のおすすめは世界一わかりやすいTOEICテストの英単語です。

収録している単語数はやや少なめですがTOEIC試験に出やすい単語順に収録されているだけでなく、なにより単語のイメージをもちながら勉強することができる点です。

例文が実際にTOEICにでるようなフレーズとして紹介されているのでそのまま音声の聞き取りをするとリスニング対策に効果的です。

公式問題集を用意する

おすすめの参考書は公式問題集です。

公式問題集にはTOEICの模擬試験が2回分収録されています。この2回分のテストを活用して時間配分の練習をしましょう。

TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000

TOEICのパート5、6対策はこの問題集1冊で大丈夫です。

基本的な文法に対する理解がある人限定です。

この問題集を使って1問20秒以内で解く練習をしましょう。

実践的な時間管理のためのトレーニング法

時間配分に慣れていくために勉強方法を紹介します。ポイントは2つあります。

・同じ問題を何度も解くこと
・タイマーを使って練習する
・アプリを使って時間配分を練習する

同じ問題を何度も解くこと

同じ問題を何度も解くことで、問題に慣れてきて理想の試験時間で解けるようになります。

TOEICの時間感覚を養うためにはおすすめです。

タイマーを使った練習法

タイマーを用いてパート別で練習する方法です。

リーディングの各パートで区切って時間内で解けるか練習してみましょう!

アプリを活用して練習する方法

最後にアプリを活用する方法です。

おすすめはabceedです。

まとめ:時間配分でTOEIC600点を達成しよう

本記事では、TOEIC600点を突破するために必要な時間配分を紹介しました。

TOEICテストで600点取るために必要な正答数とリーディングの時間配分は以下の通り(あくまで目安)

パート問題数正答数時間配分正答率
パート164約3分66%
パート22518約9分72%
パート33923約19分59%
パート43017約17分56%
パート530201問20秒66%
パート616101問35秒62.5%
パート754281問1分以内51%
合計2001202時間60%

まずは600点突破を目指して頑張りましょう!

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