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TOEIC800点は大したことない?すごいと言われる理由を解説

TOEIC700点~

この記事はこんな人におすすめ!

・TOEIC800点って実際どう?
・大したことない?
・それとも800点はすごい?

元TOEIC420点から825点まで伸ばしたの筆者が解説します!

イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定

TOEIC800点と聞くと、「すごい」と感じる人もいれば、「大したことない」と言う人もいます。本記事では、800点が「大したことない」と言われる理由と「すごい」と言われる理由、それぞれの視点を詳しく解説します。800点の位置付けを正確に理解し、自分にとってどのような意味があるのか考えるきっかけにしていただければ幸いです。

TOEIC800点が「すごい」と言われる理由

TOEIC800点がすごいと評価されるのはいくつか理由があります。実際、筆者もTOEIC800点超えるまではすごいと感じていました。

TOEIC800点がすごいと言われる理由
  • 上位15%に位置する
  • 英語力を認定できる
  • 就活で大きな評価基準になる
  • なかなか取れない

上位15%に位置する

TOEICで800点以上のスコアを取る人は年間で全受験者の15%しかいません。つまり、85%近くの人は800点未満であるため、そういった人からは「すごい」という評価を受けやすいです。加えて、試験を受けない人や英語を勉強してない人もさらにいるため800点以上を取得しているだけで全国の10%未満と考えることができ一部の人しか取れていません。

また、2022年度の試験の平均点は609点であり平均から200点近く離れているため800点取得が難しいことであると言えます。

>>TOEIC800点のリアル

英語力の認定できる

TOEIC800点は、英検準1級に相当するレベルとされており、業務レベルで英語を活用できる人材と評価されます。例えば、TOEFL iBTでは72〜94点、IELTSでは5.5〜6.5点に相当し、他の英語テストでも高い英語力が求められる点数帯に換算されます。

800点に到達するには、文法・語彙力、リスニング・リーディングすべてにおいて伸ばす必要があります。そのため英語力の土台がしっかり勉強していることを示せます。

また、ビジネス英語でのコミュニケーションに必要な基礎力がある証明になります。

就活で大きな評価基準になる

大学生の平均点は600点を下回るため、大学生の段階で800点を保有しているだけで優秀、すごいという評価を受けやすいです。また、差別化することができます。特に国内外でアピールできます。

  • 日本人受験者の上位10%以内に入る得点
  • 一般企業の採用で評価される得点帯(多くの企業で800点以上を高評価)
  • ビジネス英語でのコミュニケーションに必要な基礎力がある証明
  • 継続的な学習努力の成果を示せる
  • 海外駐在や国際部門への配属希望の際に有利

特に大学生の方は、時間に余裕がある1、2年生のうちに対策をしておくと良いでしょう。

なかなかとれない

継続して学習している証拠になります。800点以上は年間で15%しかおらず、ある程度勉強していないと取ることができません。

TOEIC 800点を目指すために必要な学習時間は非常に長く、モチベーションの維持が難しいです。例えば、スコアを現状から100点伸ばすのに大体200時間の学習が必要とされることがあり、これは日々の学習を続けることで達成可能ですが、学習意欲が削がれやすいとされています。

遊ぶことやバイトなどがある大学生にとって時間をとって勉強し続けることは難しいことです。

>>モチベーションを維持する方法

TOEIC800点が「大したことない」と言われる理由

TOEIC800点が大したことない理由について解説します。

TOEIC800点が大したことないと言われる理由
  • 実際の英会話ができるわけではない
  • 取得者が多い場合、相対的な評価が下がる
  • 日本国内での評価に留まる
  • コツを理解すればスコアを伸ばしやすい

実際の英会話ができるわけではない

TOEIC800点はリスニングやリーディング力がある程度高いことを示しますが、英会話やビジネスでの実践的な英語力が必ずしもできるわけではありません。

  • 英語での会議や交渉をスムーズに進めるにはTOEIC900点以上のスコアが目安とされることが多い。
  • スピーキングやライティングのスキルは対策していないため、「英語力全般が高い」とは限らない。
  • TOEIC用の英語対策に留まるため、英会話力の向上までは期待できない。

TOEICのスコアとオンライン英会話のスキルは全く別であり、TOEICスコアが高くても英会話ができるわけではありません。TOEICのリスニングとリーディングの問題は、ビジネスシーンでの実際の会話とは異なる形式であるためスコアと実際の英語力にギャップがあると考えられます。

取得者が多い場合、相対的な評価が下がる

上位の会社を選考する際や、一部の企業ではTOEICスコアをある程度必要としている場合があります。そういった場合、周りのライバルや同期も高いスコアを持っている可能性が高いです。他にも、

  • 国際系の部門、外資系の会社を受ける場合
  • 海外の方と英語を当たり前に使っている
  • TOEICを足切り基準に設けている

といった場合は他の人の英語力も高いためTOEIC800点であっても大したことがないように思えてしまいます。

日本国内での評価に留まる

TOEICは日本やアジア圏では認知度が高いものの、海外ではTOEFLやIELTSが英語力の指標として重視される傾向があります。特に留学や海外の大学院進学ではTOEIC800点を持っていてもアピール力が弱い場合があります。

個人的には、特に就職の場面で大きな力を発揮すると思います。日本の会社の多くがTOEICテストを英語力の評価の指標としているため就活でアピールする方が良いです。

コツを理解すればスコアを伸ばしやすい。

TOEICの英語はパターンがあるため、適切な対策をすることでスコアを伸ばしやすいです。短期間でスコアを取得することも可能であるため、800点取得も大したことがないように感じてしまうかもしれません。

TOEIC対策のコツは他の記事でも紹介しています。

>>TOEIC対策のコツを4ステップで解説
>>TOEICの勉強法

まとめ

TOEIC800点は、「大したことない」と感じる人もいれば、「すごい」と評価する人もいるスコアです。重要なのは、そのスコアが自分のキャリアや目標にどうつながるかを考えることです。800点を目指して努力する価値は十分にあり、その過程で得られる知識やスキルは間違いなく今後の財産になります。

  • TOEIC800点は就職・転職時に有利な武器となる
  • ただし、実践的な英語力は別物として考える必要がある
  • 目標として設定する価値はあるが、最終目標とすべきではない

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