この記事はこんな人におすすめ
・TOEICのリスニングの伸ばし方を知りたい
・TOEICのリスニングのコツを知りたい
・リスニングを強みにしたい
英語の学習を始めたばかりの方にとって、TOEICリスニングは難しいと感じるかもしれません。
しかし、適切な勉強方法を取り入れることで、着実にスコアアップを目指すことができます。この記事では、初心者向けにTOEICリスニング対策の勉強のコツをご紹介します。
本記事では、リスニングに伸び悩んだ筆者の体験談を交えて紹介します。
イチ
・英語嫌い
・現役大学院生(TOEIC420→825)
・TOEICスコアをアピールして大手複数社内定
TOEIC対策で最も大事なのは集中力
TOEIC試験の試験時間は、120分です。
リスニングが45分、リーディングが75分とあり、集中力を切らさず最後まで解き切ることが最も大事です。
ここでは、集中力を本番で最大限発揮するためのコツを紹介します。
集中力の身につけ方
一番必要なのは、TOEICへの慣れです。
そのためには、試験の特徴を理解して問題を解くことが大事です。
45分間のリスニングのテストの内訳は大体以下の通り
パート | 問題 | 問題数 | 試験時間 | 問題量 |
パート1 | 写真描写問題 | 6問 | 約3分 | 短めの文 |
パート2 | 応答問題 | 25問 | 約9分 | 短めの文 |
パート3 | 会話問題 | 39問 | 約17分 | 短めの文が複数(会話文) |
パート4 | 説明文問題 | 30問 | 約16分 | 長めの文 |
これらの問題の傾向に慣れることが45分間集中して解き切るためのコツになります。
次に、パート別の特徴を紹介します。
【パート別】特徴を理解する。
集中力を持続させるためには、TOEICのパートごとの問題の特徴を理解することが大事です。
パート1の特徴 約3分
・写真に相応しい音声を4択から1つ選ぶ
・写真に登場する名詞と動詞をもとに風景とマッチしているか判断
パート2の特徴 約9分
・短い音声に対する応答を3択から1つ選ぶ
・25問単調に続くため、集中することが大事
・20問以降から若干難易度が上がる
・最初の5W1Hを聞き取ることが正解を左右しやすい
パート3の特徴 約17分
・会話文から適切な回答を4択から回答する。
・1つの音声に対して3つの設問が出題
・音声が始まるまでに設問3つの内容を軽く把握しておくことが大事
・登場人物は設問で把握でき、設問の順に音声が進む
13問(計39問)を連続して解きます。集中力が切れやすいポイントです。
パート4の特徴 約16分
・1つの問題に対し4択の設問が3題出題される
・ひたすら音声が流れるためしっかり聞き取ることが大事
・設問の先読みが大事
1人でだらだらと説明が続きます。ここも集中力が切れやすいポイントです。
当ブログでは、TOEIC初心者向けのリスニングの勉強法の記事も書いているので合わせて読んでみてください。
毎日のリスニング習慣をつける
リスニングを伸ばすためには、いかにリスニングに触れる時間を作ることが鍵です
おすすめは以下の方法です!
短時間でも毎日リスニングを行うことで、英語の音に慣れる。
朝や通勤・通学時間を利用して、英語の音声を聴く。
短時間でいいので続けてみましょう
リスニングを伸ばすために必要な勉強としては以下の通り
- 英語のポッドキャストやニュース番組をスマートフォンにダウンロードする。
- YouTubeで簡単な英語学習チャンネルを見つける。
- スマホでTOEICのリスニングの音声を聞く。
毎日より継続してリスニングを勉強するためにも、試験の申し込みをしましょう。
受験日を決めることでゴールが明確になります。
リスニング対策におすすめの参考書2選
TOEICのリスニング対策におすすめの参考書を2つ紹介します。
・世界一わかりやすいTOEICテストのリスニング
・TOEIC L&R公式問題集
世界一わかりやすいTOEICテストのリスニング
1つ目は、世界一わかりやすいTOEICテストです。
TOEIC初心者ならリスニング対策はこの1冊で十分といえます。
公式問題集は、TOEICを開発・制作機関であるETS(Educational Testing Service)によって作られた問題集です。
公式問題集
2つ目は、公式の問題集です。公式問題集を使って、問題慣れしていきましょう。
公式問題集は、TOEICを開発・制作機関であるETS(Educational Testing Service)によって作られた問題集です。
公式問題集については、いくつか記事にしているにで合わせて確認してみてください。
スクリプトを活用して理解を深める
TOEICリスニングを伸ばすためには、実際のTOEICの参考書を用いて勉強するのが最も早い方法です。
最近の参考書はスマホのアプリで音声がダウンロードできるようになっています。
リスニングの音声を利用することは大事ですが、問題集の解説にあるスクリプトにもしっかり目を通しましょう。
スクリプトを読んで勉強するメリットがあります。
- 音声だけでなく、スクリプトを読むことで内容理解を助ける。
- 不明な単語や表現を確認し、理解を深める。
このスクリプトを用いることで、実際の音声の単語の発音や単語のつなぎ、問題の出題されやすい単語などを把握することができます。
ディクテーションでリスニング力を強化する
ここでは、ディクテーションと呼ばれるリスニングのトレーニング方法を紹介します。
ディクテーションとは
英語を聞いて、音声の単語を一語一句書き取るトレーニングのことです。当然のことながら1回ですべてを書き取ることはできないため、同じ音声を何度か聞くことになります。
ディクテーションを行うことで、音声の単語に対する理解の向上に繋げることができます。
最近では、ディクテーション用のアプリもあります。
具体的な方法
1)音声を聞き取りながら、書きとる。おすすめはパート1、パート2。
2)書き取った内容をスクリプトと照らし合わせて確認する。
単語のスペルの確認にもなるだけでなく、書いていく中で文の構造の理解に繋げることができ文構造から単語を推定することができるようになります。
文構造がわかると、パート5の対策につながります。
- ディクテーションは、音声を聴き取り、書き取る練習。
- 細かい音の違いや発音に敏感になることで、リスニング力が向上する。
シャドーイングで発音とリズムを習得する
ここでは、シャドーイングと呼ばれるトレーニング方法を紹介します。
筆者自身も、この勉強方法でリスニングを伸ばしてきました。
シャドーイングとは
英語を聞きながらそれを真似して発音する勉強法のことです。 英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけるのがポイントです。
シャドーイングを行うことで発音、アクセントの理解と向上につながります。
スクリプトでは、わからない表現を学べます
具体的な方法
1)TOEIC公式問題集の音声を用意。(まずはパート1、パート2から)
2)スクリプトの文章を見ながらシャドーイングを行う。(発音を意識)
3)問題文に対する理解が深まったら、スクリプトなしでシャドーイングに挑戦してみる。
いきなり、シャドーイングを始めることは難しいです。
まずは、スクリプトを見ながら短い文章で始めていきましょう。
完璧にできるようになるには時間がかかります。
- シャドーイングは、音声を聴きながら同時に声に出して繰り返す練習。
- 英語のリズムやイントネーションに慣れることで、リスニング力が向上する。
まとめ
本記事では、TOEICリスニングのスコアを伸ばすためのコツを紹介しました。
・大事なのは集中力
・毎日のリスニング習慣
・スクリプトの活用
・ディクテーション
・シャドーイング
初心者でもこれらの方法を取り入れることで、着実にリスニング力を向上させることができます。継続的な努力で、TOEICリスニングのスコアアップを目指しましょう。
他にもリスニングが伸びない人の特徴をまとめた記事もあるので合わせて読んでみてください!
初心者の方でも、適切な勉強法を取り入れることでTOEICリスニングのスコアアップが可能です。毎日の練習と工夫を続けて、目標のスコアを達成しましょう。
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